畑も庭と同様、息を吹き返したように活き活きとしてきました。
川の方角から田畑を渡って吹いてくる風は、夏の暑さが嘘だったかのように涼しくて、ほんのり乾いた稲の香りがします。
さて、どんな花が咲いているでしょう。
まずは、夏の名残のゴーヤの花。
植えたのが遅かったので、まだ花はたくさん咲いています。
でも、成る実は手のひらより小さなずんぐりさん。やっぱり夏は終わったんですね。
グリーンカーテンとしてはまだまだ役に立ちそうな勢いです。
虫にやられ放題だったナスも復活してきました。
夏には見る気も起きなかった花ですが、今はその可憐さを愛しむ余裕が出てきました。
こんなふうに下を向いて咲いています。
深海に棲むタコかイカが足を広げたみたい・・・なんて思うのは私だけ?
トマトの花もまだまだたくさん咲いています。
この後も結構遅くまで咲き、かつ実るんですよ。
まるでレース編みのように可愛いこの花は何の花?
実はニラの花なんですよ。
あの臭いなんて想像できないくらい清楚で可憐な花でしょう?
次はちょっと珍しい花くらべです。
シシトウとピーマンの花ですが、よく似た親戚同士。
どっちがどっちの花か、わかりますか?
携帯電話のカメラなので、イマイチ細部がわかりにくいですね。
色も大きさもほとんど変わりません。
正解は左←がシシトウで、右→がピーマンです。
さて、そのまた親戚ですが、こちらは食用に栽培したものではありません。
何だと思いますか?
シシトウやピーマンにしては小ぶりでずんぐりしています。
赤くて小さくて可愛いのですが、実はコレ、ハバネロです。
そう聞くと、真っ赤になった実は、いかにも辛そうでしょ?
我が家では、コレをすりつぶして、竹酢液などと一緒に野菜の防虫除虫に使います。
作業の途中でうっかり目のあたりに飛んだり、液のついたタオルで顔をふかないように細心の注意が必要です。
なので、私は触ってはいけないことになっています。粗忽モノなので。
作業はすべてまーくんの役割。劇薬指定ですね。
畑には、毎年大きな花束のようにシュウメイギク(秋明菊)が咲きますが、猛暑の影響か、今年は少なめのよう。
光の加減でしょうか、それとも携帯カメラだから?
色がとってもヘンです。本物はもっと可愛いピンク色です