真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

蒲田七辻、椰子の葉の筋?で作る海図~地図をめぐる本で興味深かったことは

2008-09-06 | 読書-2008
『神の眼鳥の眼蟻の眼 地図は自分さがしの夢空間』1999年
「宇宙から、空から、地上から…地図のすべてが面白い!新しい空間認識学への招待」という謳い文句なのだが、南面堂には難しかったというか、付いていきにくい部分が少なくなかった。
だいたい、「夢空間」などと称するものにロクなものはないのよね。

とはいえ、「お!」 という箇所はあるもので、
1.蒲田七辻
http://www.geocities.jp/otaku_bunkaisan/425.html
先日(いつだか忘れた)、タモリ倶楽部で取り上げられたばかりなので、興味深い!
本に掲載されている写真が、タモリ倶楽部ご一同様もお世話になった、青果店ビルの屋上から撮られたものだというのも一興。

2.マーシャル諸島のスティックチャート(初耳)
㈶日本水路協会のサイト
本に掲載されていた写真も「海上保安庁水路部所蔵」のものだったが、水路協会も当然「海洋情報部所蔵」の逸品を掲載。

なお、水路部は海洋情報部に名称変更~あまり知られていないようなので可哀想なのよね。
水路記念日を海洋情報記念日に変える訳にはいかんだろうしねえ
警備救難部のようにドラマや映画にはなりにくいだろうしねえ。。

スティックチャートは、各方面で紹介されている有名なものでしたわ:
http://www.metmuseum.org/toah/ho/11/oci/ho_1978.412.826.htm
http://www.janesoceania.com/micronesian_stick_chart/
お陰様で啓蒙されました。

蛇足は続く:
GoogleでMarshall Islands stick chartを検索しようとすると、
もしかして: Marshall Islands stock chart
と聞かれてしまうのよね(笑)
マーシャル諸島の株価チャートですか、はあ。

起承転
地図といえば、高校の世界史の先生が、チョークの音をカツカツさせながら黒板に世界全図を勢いよく鮮やかに書かれていた事を思い出すなあ、と書こうかどうしようか迷っていたら、後輩からその先生が少し前に亡くなっていたとの知らせを受ける。
あのくらいできるようになりたいものだ(世界全図の技)と思い、試みたこともあったっけ。
でもね、ああいうものは、しょっちゅうやらないと身につかないのでした。
合掌

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