真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

種子島出身の著者が『名も知らぬ遠き島より―ひとり身の渚を枕に「種子島・屋久島・吐カ喇」亜熱帯漂流』

2009-11-23 | 読書-エッセイ/小説etc
日高 恒太朗さんの紀行にひかれて。
『不時着』もそうだが、あの辺の島にひかれる。

『名も知らぬ遠き島より―ひとり身の渚を枕に「種子島・屋久島・吐噶喇」亜熱帯漂流』
日高 恒太朗【著】
三五館 (2006/06/02 出版)

2006年著者インタビュー:
「ようやくトカラの島々の本当の豊かさに気付きました」

2001年に下記の形で出版されたが、版元の倒産などあり、加筆のうえで上記タイトルに改めて出ました、というもののよう。
新装改題版はカラー写真も入り一層充実~両方見比べてみました、ってわけ。

透土社版は、「極彩色の南海の魚介類」というモノクロ写真だったりして、迫力に欠けることおびただしい…というのは残念でした。
食事に焦点を当てて、という企画自体はたいへん結構だったが、惜しい。

『島の食事―種子島・屋久島・吐噶喇紀行』
自然に生きるシリーズ〈1〉
日高 恒太朗【著】
透土社 丸善〔発売〕 (2001/08/15 出版)

ところで、トカラ方面では日食騒動の総括のようなことは公表されていないのだろうか。
ホームページが、7月の皆既日食を迎える(将来形の)スタンスのままであるのは惜しい。
済んでしまったことはそのまま打ち捨てておくという廃墟の構え?
  ↓
トカラ列島~日本最後の秘境~
鹿児島県十島村 ::: ここは刻を忘れさせる島

日本的というべきか。
島の歴史の上からも、100年に一度あるかという大イベントだったわけだから、それなりの総括を残しておくべきだろう。
webページも、「こういう動きをしました」とアーカイブしておけば良いのに、そのまま捨ておくものだから、廃墟だとかなんだとかいわれてしまう…。

新聞記事:
トカラ列島、真夜中のような闇…46年ぶり皆既日食
【皆既日食】トカラ列島悪石島は暴風雨で避難呼びかけも

島それぞれ興味深いので、見ていくときりがないな。

諏訪之瀬島(25)
トカラ列島の平家落人集落

あ゛ー興味深い!
このくらいにしておこ。

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