真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『図説 英国貴族の暮らし (新装版)』 (田中 亮三さん 2015年)

2015-07-18 | 読書-歴史
ふくろうの本
図説 英国貴族の暮らし (新装版)
田中 亮三【著】
価格 \1,944(本体\1,800)
河出書房新社(2015/01発売)

なるほど。こゆこと?
まず、この本
図説 英国貴族の城館発売日:2008.01.18
のために取材した内容と撮影した写真を

この本
図説 英国貴族の暮らし発売日:2009.09.15
にまとめたものを

著者の没後(2010年7月)で重版していなかったが、ダウントンアビーのブームもあるので新装版として出しました。
かな?
けっこうけっこう。

建築の専門家ではないが、英文学の専門家であった教授が、趣味として研究を深めていたところ、英国貴族家系の出身者の知遇を得て、他のカントリー・ハウスのオーナーたちに紹介してもらうことができ、通常では撮れない写真も撮影できました、と?

スヴァラ歯科。

にしても、p46掲載の肖像画の人物、かっけーな。
Lord Ribblesdale
何頭身なんだかw

Thomas Lister, 4th Baron Ribblesdale

The elegant Lord Ribblesdale shows how a gentleman dresses for hunting
写真からも、誇張でないとわかる!

Thomas Lister, 4th Baron Ribblesdale (29 October 1854 - 21 October 1925)
ということで、本書記載の(1854~1952)というのが誤記と発見!

98歳まで生きたとは、凄いと思っていたところ、70歳で没していたのだった。
ついでに、絵の制作年もWikipediaとはくい違う。

こちらは、本書の記載が正しく、Wikipedia記載の1890年というのが間違いとわかる。
48歳(1902年)か36歳(1890年)かといえば、どうみても48歳だもんな。

ジョン・シンガー・サージェント画 1902年
Thomas Lister (1854 - 1925), 4th Baron Ribblesdale, is shown in hunting clothes. He was Master of the Buckhounds from 1892-95 and from 1896 to 1907 he was a Liberal whip in the House of Lords. He was a Trustee of the National Gallery from 1909 until his death.

MICHAEL MCNAUGHTONが、肖像画とその本人の写真を並べて論じている。
これまたキヨーミ深い!

このシリーズということで:
#ダウントンアビー 2016年1月のNHKの4期放送までは、こうして過ごすことにしようっと:
1)取ってある1~3期の録画を英語で観て、聞きとれなかったところなどをトランスクリプトで確認する、
2)図書館で英国貴族・使用人などの関連本を読む。

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