真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

側近の消滅と国民の支持~皇室の将来

2008-05-25 | 読書-2008
皇室へのソボクなギモン
辛酸なめ子/竹田恒泰、2007年
辛酸なめ子さんのヘタウマ絵、じゃないよなこれは、ヘタキモ絵?のそこはかとない気持ち悪さに引かれて読んでみた。

出版社による分類が「エンタメ・サブカル」なので、ミーハー的問答とソザツな編集だからといって云々すべきではないのだろう。

光る部分は、富田メモの公表について、こういうものは書陵部に預けて100年以上も経ってから世に出すべきもので、同時代(昭和天皇の崩御から20年も経っていない時期)にひょいと出てきてしまうようでは、メモ作成者の忠誠心は篤かったとしても結果としては「不忠の臣」だという趣旨のことを述べている部分だ。さすが。

この件については大磯正美氏が
皇室存続を危うくした「富田メモ」大暴露(H18.7.29)という見解を発表されており、同感だ(というか、これを読んで、そうだったのか!と分かりました)。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5562/column/column084.html

この「スクープ」に新聞協会賞を出した「新聞」というメディアは、国民の支持で成り立ってきた「皇室」の存続を足元から徐々に崩していくことを狙っているのかと言われかねない。
・・・初稿を若干ソフトに修正(!)

こちらも読んでみたのだが、ちょっと難しくて・・
『旧皇族が語る天皇の日本史』
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69711-6

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