『溜池通信―いかにもこれが経済』 いかにも

『溜池通信―いかにもこれが経済』
吉崎　達彦【著】
日本経済新聞出版社 （2010/04/15 出版）

これであなたも床屋さんで自慢できる？

著者がまえがきで記載されているとおり、ご勤務先での「主任エコノミスト」という肩書には、こそばゆいような感覚があるのではないか。
浮世のなんとか、ということで仕方なく名乗っているものの、ご本人的には本書記載の経済エッセイストあたりが坐りが良いんだろうな。

ま、日本ではエコノミストというのは肩書の大安売りだからな。
http://www.sojitz-soken.com/jp/send/tameike/index.html

なお、公共図書館の一部には、奥付を確認せずに図書の登録を行うところがあるようだ。
表紙でゴム印影のようなデザインで描かれている「溜池通信」を絵とみなして、書名を「いかにもこれが経済」と登録してしまっているのね。

切込隊長氏：
最初は、エッセイ本ということなので寝酒を飲んで半分寝ながら読んでたりしたんですが
思わず最後は起きて正座して読んだりしてました