『日本領サイパン島の一万日』
野村進
岩波書店 (2005/08 出版)
こいつに新たな取材を加え全面改稿したものである由。
野村 進『海の果ての祖国』講談社文庫1991(一番下ね)
時事通信社 (1987/06) の文庫化のようだな。
著者からのメッセージ
“振り返れば,このテーマは20代の私には,およそ手に余るものであった.ノンフィクションの書き手としてある程度の経験を積んだのちに,もう一度,書き直してみたいと思い続けてきた.
その念願がかない,こんなにうれしいことはない.”
硫黄島といい、サイパンといい、結局、水だなあ。
1987年に『海の果ての祖国』を著すに際しては、当時健在だった関係者にインタビューを重ねているわけね。
このたび(2005年)、その後の取材も加えて・・・というわけか。
当時の家族の写真が掲載されているのが迫力を増す。内地に渡っていた家族か親戚が保存していたものだろうか。
田辺写真館の写真も、元のプリントは空襲で焼失してしまい、親戚に送っておいたものが無事に残って、数十年後に本に収録されたという話だったようだからな。
「勝ち組」vs.「負け組」の抗争がサイパンの収容所でも繰り広げられていたと知り、驚く
ブラジルなど地球の裏側の話でなく、当時の爆撃機でも日帰り圏(故に大変なことになったわけだが)のサイパンで、というのにびっくり。
山賀 進氏による紹介
本書中にも登場する山口洋兒氏: 祖父山口百次郎がサイパン島に渡ったのは大正三年である」と山口洋兒氏
今週の本棚:鹿島茂・評 『日本領サイパン島の一万日』=野村進・著
著者公式サイト: NomuraSusumu.Net
有料サイトへのご案内か。
日刊ベリタ : 特集:野村進ジャーナリスト講座
野村進::教員インタビュー :: 国際学部 :: 拓殖大学
毎日かあさんのところは、夏休みにサイパンに行って3カ国親善卓球?をしたらしいんだが…
http://mainichi.jp/life/riezo/
野村進
岩波書店 (2005/08 出版)
こいつに新たな取材を加え全面改稿したものである由。
野村 進『海の果ての祖国』講談社文庫1991(一番下ね)
時事通信社 (1987/06) の文庫化のようだな。
著者からのメッセージ
“振り返れば,このテーマは20代の私には,およそ手に余るものであった.ノンフィクションの書き手としてある程度の経験を積んだのちに,もう一度,書き直してみたいと思い続けてきた.
その念願がかない,こんなにうれしいことはない.”
硫黄島といい、サイパンといい、結局、水だなあ。
1987年に『海の果ての祖国』を著すに際しては、当時健在だった関係者にインタビューを重ねているわけね。
このたび(2005年)、その後の取材も加えて・・・というわけか。
当時の家族の写真が掲載されているのが迫力を増す。内地に渡っていた家族か親戚が保存していたものだろうか。
田辺写真館の写真も、元のプリントは空襲で焼失してしまい、親戚に送っておいたものが無事に残って、数十年後に本に収録されたという話だったようだからな。
「勝ち組」vs.「負け組」の抗争がサイパンの収容所でも繰り広げられていたと知り、驚く
ブラジルなど地球の裏側の話でなく、当時の爆撃機でも日帰り圏(故に大変なことになったわけだが)のサイパンで、というのにびっくり。
山賀 進氏による紹介
本書中にも登場する山口洋兒氏: 祖父山口百次郎がサイパン島に渡ったのは大正三年である」と山口洋兒氏
今週の本棚:鹿島茂・評 『日本領サイパン島の一万日』=野村進・著
著者公式サイト: NomuraSusumu.Net
有料サイトへのご案内か。
日刊ベリタ : 特集:野村進ジャーナリスト講座
野村進::教員インタビュー :: 国際学部 :: 拓殖大学
毎日かあさんのところは、夏休みにサイパンに行って3カ国親善卓球?をしたらしいんだが…
http://mainichi.jp/life/riezo/