真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

地震の日本史 増補版

2011-09-11 | 読書-自然科学
地震の日本史 増補版
巻末に、東日本大震災に関連して、現在の日本列島と共通点が多い九世紀の地震活動を増補し、地震活動活発期にある日本の備えを考える
=増補版のための補遺 東日本大震災のあとで

ホイ

2011年5月の増補版は行列が長いもんで、とりあえず2007年版

日本の歴史は地震の歴史だとして「地震考古学」を確立した著者が、地震活発期の日本のあるべき備えを考える

お絵かきじいさんのある日
さあそれにしてもですね

スピード辞任した大臣、「自分は、いい歳をして言っていいことといけないことの判断ができないのです」とアピールしたんだから、しかたあるまい。

どこで読んだんだか、戦後の日本は、地震活動が例外的に少なかった数十年に冷戦によるナントカが重なる幸運に恵まれたという話に激しく同意。
その間、不十分な備えで原発をどんどん作り、持続不可能な生活様式を作り上げてしまった…。

原発はね、稼働を止めれば安心というものではないのよね。
核燃料がその場にある限り、五十歩百歩だよね。

将来の人々が、「あの時代の日本人というのは、どうしてあんなにおメデタイ連中だったのだろ?」と首をかしげるのかもしれん。

『原子炉時限爆弾―大地震におびえる日本列島』 (広瀬 隆さん 2010年8月)

10周年の方:消防士たち

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