福岡県医療用ウィッグ(かつら)を作る再現美容師chikaブログ

美容師のわたし…シングルマザーのわたし…乳ガンだったわたし…更年期障害と闘ったわたし…素直な想いを綴り伝えたい

☆戦力になる喜び☆

2010-02-16 23:34:13 | サロンワーク

高級サロンがいつの間にか自分の素敵な居場所となっていた27歳の私。


ママ美容師さんのエステの準備や過程を習いました。昔、ユニセックスサロンで勤務していた美顔のお手入れメニューから先輩が指名が続いた時には戦力になれる事がとても嬉しかった。

と同時にアシスタントの技術力レベルが支店より遅れていると知ってからは、毎晩のレッスンに加わり、支店アシスタントレベル迄に進めサロンワークでアシスタント達も戦力になれる喜びを経験してもらいました

打てば響くスタッフを育て導くのも環境や仲間達の力が必要だと感じました。

自分の足らない事は素直に認めて、肉付けをし続ける事からコピーではない個性生かすスタイリストへの道へ繋がるのだと思いました。
厳しいお客様=成長させて下さるお客様

たくさん出逢いました。 ゆったり寛ぎたいお客様 時間厳守の忙しいお客様
念入り且丁寧なシャンプーにマッサージ

一人一人楽しく向き合う有意義な時間を知ったのもこの高級サロンでした。

もてなす仕事とこなす仕事の違いをよく感じました。

私は一人一人向き合うもてなす仕事が性に合うのかもしれないとも感じました。

自分を知っているつもりでも新たな自分を発見する機会がまだまだあるのだと、今でも思う毎日です。
何事においても経験は大切ですね。
自分磨きは大事です。



☆自分を知る大切さ☆

2010-02-16 23:08:57 | サロンワーク

実際店長とお別れした後、店長のお客様は違う担当者指名が多かった。
一度しか顔合せしていないのに確実な指名は厳しく感じた。
更に年齢よりも童顔
キャリアは一番短い私だった。
フリー顧客を入らせてもらい、先輩の仕事ぶりを側で観る機会が多く、立ち振舞いもいつもバタバタと小走りだった支店時代当り前の行為がフローリングの床の音に響いた。
ママ美容師だった先輩は…私の足元に指を差し微笑みながら、私の至らない所を優しく気づかせてくれた。
ママ美容師で活躍される先輩と一緒にサロンワークに立てる事はみんな羨ましがっていた。

もてなす接客・店販力・アフターケア力・
接客の見直すきっかけを与えて下さったママ美容師さんだった。

サロンでは指導者になりつつ、サロントレーニングは着付けを習っていました。

『本当にモノにしたかったらサロンレッスン以外で、自分の稼いだお金をだして時間を作って着付けを習いに行った方がいいよ。お金と時間を使うからには必ずモノにできるはずだから』

この言葉から今もお世話になっている着付けの先生と出逢うきっかけとなりました。

きっかけをきっかけだけに終わらずにきっかけから即行動を起こす事で今必要である人やモノに巡り合わせが自然と訪れるという事を改めて凄いなぁと感じました。


想いは行動によりかわり 頭打って又行動にの繰り返し…
七転び八起きと言うことわざと同じだと思いました。


☆裏庭での涙☆

2010-02-16 20:58:37 | サロンワーク
~振り返る・26歳~

移動して直ぐ私は裏庭で泣いた記憶が残っています
当時予約優先サロンはこの店舗だけだったので、サロンの流れの違いとのギャップと先週迄は、仕事に追いまくられ美容師としてバリバリ仕事をこなしていた私だっただけに…今は中庭でタオルを干している自分…お客さんに入りたい
そんな事を考えていると涙が溢れてきました。
何故移動を任されたのか?その時
退職される店長の引き継ぎを任された社長との約束を思い出しました。『もう泣かへんし』と自分へ言い聞かして『店長が退職される1ヶ月間専属アシスタントになりたい』と店長にお願いしました。
フリーのお客様は先輩スタイリストにお願いしました
役割を先ずは果たす事が最優先だと感じました

店長の接客やスピード…キャリアの差があるのは承知で店長の側に着いてとことん技術を見て目に頭に焼き付けての1ヶ月間があっという間に過ぎていきました

言葉数少ないシャイな店長に気を遣わす事が嫌だった私ができる事は私なりに店長の技術全てを見て感じ記憶をノートに書き残す事でした

店長のコピーにはなれる器はないけれど、近いニュアンスは創れるはずだと怖さよりも挑戦って言う気持ちの私でした



☆反抗した移動時代☆

2010-02-16 00:30:06 | サロンワーク
~振り返る・26歳~私がお客様の立場になり、今のサロンと巡り合わせが訪れて二年が経過した時に移動の噂がスタッフの中で流れた。

バブル前世紀に建てられた高級的なサロンへの移動スタッフは誰になるんだろうと…

同じ年代にいた男性スタイリストに抜擢だろうと皆言っていましたし、彼もそのつもりの気構えだった。

でも噂の移動抜擢は私だった。

賑やかな庶民的なサロン向きの私のキャラが高級サロンのスタッフに?
店長が退職で引き継ぎを命じられました。


素直にハイと言えず反抗した記憶があります。

『そのままで頑張ってくれたらいいよ』


高級サロンなのにいいのかな?私らしさを壊さないでいいのかな?


エステティックとサロンが一体化した高級サロンへの移動を受け入れました。

又スタートラインやけど、店長の引き継ぎのお客様を大切にしたい

決めたからには後戻りはできないと気持ちよい出発となりました


その高級サロンで私はたくさんの事を学ぶ貴重な四年間を過ごしました。