福岡県医療用ウィッグ(かつら)を作る再現美容師chikaブログ

美容師のわたし…シングルマザーのわたし…乳ガンだったわたし…更年期障害と闘ったわたし…素直な想いを綴り伝えたい

☆私が観たかった事・その1☆

2010-02-22 19:35:30 | サロンワーク
受講者の接客・カウンセリング・似合わせ・バランス個々の感性だった。

年齢層は20代半ば~私が最高齢38歳でした。
オーナー・トップスタイリスト・若手ながらも店を任されている店長さんも同じ受講仲間でした。
ベーシックコースとは違いアドバンスコースになると『必ずモノにしたるぞ!』って気迫が空間一杯に漂っていました。
同じ温度差を感じての受講時間はあっという間に過ぎてしまい。互いの足らない事やサロン現場の話を休憩時間によくしていました。熱くなってしまう私を、仲間さんは『オカンは早く帰らなあかんで(^ω^)』と言われたら『私オカンやったわ(^ω^)』
とスッカリ美容師一色に染まりきっていました。

カウンセリングは和やかで笑い声なんかも聞こえたりして、普段も楽しくサロンワークに立たれているんだととても嬉しかったです

☆緻密なトレーニング☆

2010-02-22 08:31:36 | サロンワーク
私が修得したかった質感調節は、ベーシックコースを終了後の先生が講師であるアドバンスコースでした。
シザーのみの質感調節にはシザーの入れる角度も真横にシザーを振って入れていくので何となくでは切りたい箇所にHITせず、角度が少しでも変われば、ザックリ抉れてしまう為、受講者はひたすらその緻密なトレーニングに没頭しました。そのシザーの入れ方を、数年前からTRYしていた私も、まだまだ雑でムラが目立ちました。

お客様として来店していた先生の手つきや繊細さがさらに増していて、床に落ちるウィッグの髪の毛が細かく柔らかかった。

スタイリストになれば自主トレよりも指導が主体となるサロンが多いですが、指導者こそ学び続けているサロンは技術力も高く、スタッフとの相乗効果に繋がるのではないのかな?と、感じました。

色んなセミナー受講参加でスタッフとコミュニケーションを交わし高め向上していく大切さを改めて感じました。

お客様に触れる限りはエンドレスでありたい私です
アドバンスコース最終の三回はモデルカットでした。このセミナーで一番心に残り響いた貴重な時間でした。
モデルはサロンで一番多毛だった女の子二人と
柔らかい髪質の幼なじみにお願いしました。


☆闘病時に郵送した手紙☆

2010-02-22 01:25:11 | サロンワーク

ディラーさんを通じて泣く泣くキャンセルを伝えました。

抗がん剤治療からの副作用での脱毛を経験後で先生のサロンへ来店して謝りたかったけれど…髪の毛を失った私はお客様で来店できないと悲しくなりました。
だから先生宛にお詫びのお手紙を郵送したのは、その年の秋でした。

美容師復帰したら必ずカットセミナーに参加します。と最後に綴りました。


翌年の春2008年、念願のカットセミナーベーシックコースの受講者になれました。
ベーシックコースの講師は来店していた時期の先生の直アシスタントさんでした。
当時からも将来的に素晴らしい美容師さんになられると感じていましたが、指導者としての貫禄ある存在感にとても感動的だった。

私はお客様で来店していた事を言わなかった。
講師の先生には色んな質問をして指導力を学ばせて頂きました。

ベーシックの切り方も様々でとても新鮮だった。
ベーシックと言っても、かなりレベルが高くて受講して本当に良かったです。

このセミナー受講をきっかけに夜の自主トレを週1~2回近隣にある支店サロンで開始しました。


支店のアシスタント達と共にそれぞれの課題をトレーニングし、時には色んな夢の話やレッスン過程を観せてもらいました。

とても楽しかったし充実感がいっぱいだったよ