たいしたことは言えませんが

気が向いた時だけ何かを書くという感じでやってます

下々(しもじも)の話 【3】ある日突然かゆみが・・・(壮絶だけど大切なお話)

2021-08-28 16:24:16 | 日記
皆様こんにちは。
「しもじもの話」も最終回になりました。
最終回はそれはそれは壮絶なお話です。
でも、皆様もいつなんどき同じような場面に遭遇するかわかりませんので、
敢えてお話しようと思います。

今回も
「まさか自分がこんな目に逢うなんて!」
というお話です。
(ムシ系のお話なので、苦手な方は読まれない方が良いと思います。
特に後半は足の裏がムズムズするかもしれません(;'∀'))

もう何十年も前のことです。
ある日突然、股間、というよりもそのちょっと上
(あまりあからさまに書くと削除されそうなので、この程度の
表現にさせていただきますが)に妙なかゆみが襲ってきました。
ひどいものではなかったのですが、
ちょっとムズムズ、というか何というか。
まあ男性たるもの、
「夏~は股間がかゆくなる」という方もおられるようですので、
その関係かなぁと、あまり気にしていませんでした。

それから、そうですねぇ、1~2日くらい経つと、そのかゆみが
結構ひどくなってきました。
だんだん気になってまいりまして、
洗い方が足りないかなぁと、入浴時にしっかり洗ってみましたが
改善せず、場所が場所だけに親にも友人にも相談することもできず、
まあそのうち治るだろう、と思っていたのです。
さらに1~2日くらい経ちますと、さらにかゆみがひどくなり、
もうホントに、手と言うか爪の先で
ボリボリボリ!と掻かないと我慢ができないくらいになりました。
これはいくらなんでもおかしいぞ。
どういうことになっているのか、を目視してみたのです。

自分で強く掻いていますから、多少赤みがかかっていましたが、
それほどひどい状態には見えなかったのです。

が、よ~くよーく見てみると、
毛の途中に、小さなゴマ粒みたいなものが付いているではないですか。
2~3個くらいですが、それが何本か。
うわ、何だこれ。
気持ち悪いので、ぐいーっと爪でこそぎ取りました。

何だかわからないけど、これが原因だったのかなぁ。
それでもかゆみは改善せず。
ホントに何か悪い病気ではないのか、と不安も頂点になってきました。

それでさらによくよ~く見て見れば、
毛の根本にもゴマ粒のようなものが。
うわ、根本にもいるやんけ。
結構しっかりついているみたいなので、また爪でぐいーっと取って
みようと、、、、
すると、、、
え?ひょいひょいと動いたぞ!
なになになに、このゴマ、動くんかい!

2~3歩あるいて、また動かなくなったのですが、確かに動いてました。
動いていた姿を見ると(その当時はまだ老眼ではなかったので小さいもの
もよく見えたのですが)何やら6角形のような、ちょうどこの記事の
トップ画像のような、カメムシみたいな形をしていたのです。

そこでふと思い当たりました。
毛じらみじゃないのか?こいつ。
当時はまたインターネットも今ほど普及して
いなかったので(それほど昔の話です)
紙媒体の百科事典を引っ張り出しまして、
「け」の項を探しますと、あったあった「毛じらみ」。

うわ、さっきのカタチのやつとそっくりやんけ。
調べてみますと、うわー、すごい生態だ。
まず、何かの介在で人から人に移動する。
成虫は血を吸って卵を産み、卵は数日で孵化し、
さらに血を吸って卵を産み・・・
これがねずみ算的に繰り返されると、そのうち
患部は紫色になってとてつもないかゆみに襲われる!!!

ははーん、この強烈なかゆさはこいつが原因だったのね。
なるほど~、、、と余裕こいてる場合ではないわけです。

そもそもこいつ、どこから来たのか!
昔はよく、風俗のお店でいただいた、という話を聞きましたが、
筆者は真面目なので風俗には行かないのでその可能性はない。
となると、最近誰かから移されたようなことは・・・
考えろ考えろ。

れれ、ひょっとしてあの時か?

筆者は関節や軟骨があまり強くなくて、時折整形外科を受診するのですが
ちょうど2週間ほど前にも受診いたしまして、
整形外科にかかった方はご存知かもしれませんが、大抵すぐに
「治療(リハビリ)しましょう」と言われるわけです。
筆者も同様に治療室に通されまして、
股関節を温められましたが、うつ伏せの姿勢で温かい機器
(うつ伏せだったので良く見えませんでしたが)を臀部に向けられ
ました。で、治療のためとは言え、臀部がむき出しになりまして
さすがにそれでは体裁が悪いと思ってくれたのか、
看護の方が、その辺にあったタオルを臀部にかけてくれたのです。

ど~~も、そのタオルに居たらしいんです。ゴマ野郎が。
そこから筆者に引っ越してきたようなのです。カメムシ野郎が。

よくわかった。もうその整形外科には二度と行かないぞ!と決心した
わけですが、切実な問題は、
いま自分に居住しているゴマ野郎をどのように退治するか、
であります。

なにしろ相手は(百科事典によると)2~3日で産卵し、1週間で成虫になる繁殖力、さらに60度の熱湯をかけても死なない(ヘタにかけたら
人間の方が火傷してしまう)そうで、困ったな困ったな・・・

そこでふと、シラミは戦時中にも多数発生して、当時の人々を苦しめ
ましたが、自治体なのか政府なのかのボランティアが、
何やら白い粉を消毒のために振りかけていたことを思い出しまして、
とりあえず薬局へGo!!
もう恥もなにももはやありません。
「毛じらみの薬ください!」
と。
出てきたのはスミスリンというの毛じらみ用の粉末。
いまも売ってるようですが黄色い箱が、ホントに輝いて見えましたよ。
さっそくトイレに籠って、患部と下着の中にもタップリとふりかけ。

すると。
(ここから先は、虫系苦手な方はホントに飛ばしてください)
体感、あくまでも体感ですが、
ゾワゾワゾワ~と苦しんでいるような感触がありまして、
筆者も決して虫は得意ではないのですが、
「おー、苦しんでるぞ!がんばれ粉末!」とばかり
粉末を心底応援いたしました。

粉を降りかけた直後から、かゆみはピタリと止まりまして、
救われたのですが、今日退治できたのは成虫のみ、で、
卵には効かないのです。
上述しましたように今日退治した成虫が産んだ卵が控えていますので
1~2週間は退治を続けなければならなかったわけですが、
それで完治しました。

移住元が整形外科のタオルだったのかどうかもわかりませんし
ゴマ野郎はいまもまだこの世に生息しているのかもわかりませんが、
なにを介在して移住してくるかわからない生き物ですから、
ある日突然にひどいかゆみに襲われましたら、
毛じらみを疑って薬局へGoされることをお勧めいたします。

という壮絶なお話でした。

あまりこのテのお話ばかりしていてもナニですので、
このシリーズは一旦ここで終了とさせていただきます。


下々(しもじも)の話 【2】ある日突然下腹部に鈍痛が・・・(大切なお話)

2021-08-23 09:09:14 | 体験談
しもじものお話の、その2でございます。
前回の記事も筆者としては真面目に書いたつもりですが
まあどうでも良い話だったかもしれません。
が、今回のお話はとても大切な情報ですので
できれば皆様にお読みいただけると嬉しです。

「まさか自分が◯◯になってしまうなんて!」
というお話。

もう何年も前のことですが、
ある日、何の前触れもなく下腹部に痛みが。
痛いと言っても激痛ではなく、鈍痛と言えば良いのか
重〜い痛み。
「あれ、あれれ、う〜ん(--;;」
という感じで。
下腹部と言っても、「ここ」という特定の場所があるわけではなく
最初は胃の下あたりだったのが、だんだん下に降りてきて、
右の股関節の上あたりが重〜くなってきてしまい、
「え、もしかして、虫垂炎??」
と思うくらいの場所が・・・
その間、残尿感が続き、頻尿状態になって・・・
なんだろうなんだろう、と思っていましたところ、
嫁がポツリと
「尿管結石じゃないだろうね」
と。
え。何それ。
私が尿管結石なんてなるわけないじゃん。
と始めは半信半疑でしたが、鈍痛も次第にキツくなってきたもので
とりあえず医者に行こうと。
なんとか自分で運転して医者に行って、診てもらいましたところ
「尿管結石ですね」
と。嫁、正解。よくわかったねぇと。

皆様、「尿道結石」ってのは時々聞かれると想いますが、
「尿管結石」ってご存知ですか?
尿管てのは、腎臓から膀胱へ尿を運ぶためのホースみたいなものです。
下の図をご覧ください。
西南泌尿器科クリニックさんのサイトから流用させていただきました。



左側の図が分かりやすいですね。
腎臓と膀胱の間の管、これが尿管です。
通常ならば、腎臓から老排水をポタポタと腎臓に落としている
わけですが、その人の体質によっては
腎臓に石ができることがあります。(腎結石と言います)
これが何かの拍子に、尿管の方へ落ちてしまうことがあり、
小さいものならそのまま排出されてしまうんですけど、
尿管が、これがまた細いらしく(直径1mmくらい)、
大きな石になると、尿管を塞いでしまうそうなのです。
これが尿管結石です。
しかも、結石は結晶なので、金平糖みたいなギザギザのトゲが
あって尿管を引っ掻きながら落ちていくそうで、
これが鈍痛(激痛)の原因となります。

それでも膀胱へ落ちていけば良いのですが、
大きなものになると、完全に尿管を塞いでしまうらしいのです。
そうなると、そもそも痛み(筆者は鈍痛くらいで済みましたが)は
とてつもないものになります(ひどい人はのたうち回る、と言います)
し、尿管を傷つけますので血尿も出るそうです。
さらに尿管を塞ぎますので、本来膀胱へ行くはずの尿が行き場を失って
腎臓に逆戻りするそうで、ひどくなると腎臓も悪くしてしまう、という
結構怖い病気だそうですよ。

ですので、経験から申しますと、な〜んか下腹部が重い痛いなぁ、
なんだろう、頻尿だし残尿感もあるし、背中もちょっと痛いなあ
(筆者が行った医者で、「発作が起きたら背中のちょうど腎臓のあたりを
グーっと強めに押すと楽になりますよ」と教えてもらいましたが)
などなどの症状が出たら、すぐに泌尿器科を受診されることを
強くお勧めします。
筆者の場合は1mmくらいの大きさで、結構早めに排出されてしまったので
ひどい痛みには襲われずに済んだのですが、それでも2日くらい寝込み
ましたね。

そもそもなぜ結石ができるのでしょうか。
筆者は医療従事者ではない(ただの患者)ので、
詳しいお話はここでは避けますが、
腎臓に結石ができやすい体質、らしいんですね。要するに。
カルシウムの塊らしいのです。
尿管結石が怖いからとカルシウムを摂らないようにする、なんてことも
現実的ではない(最近の研究では、カルシウムはむしろ摂った方が良いらしい)
ので、何か方法はないものなのでしょうか。

結構患者さんが多いのか、受診したお医者さんで
チラシをもらいました。
それを見ると、以下のことを心がけるだけで随分違うんだそうですので、
最後にそれをお知らせいたします。

【1】避ける方が良い食材
 (1)ブラックコーヒー
 (2)ほうれん草
 その他、結構色々種類があります。
 我孫子東邦病院さんのサイトがわかりやすいのでご参照ください。

【2】ちょい足しで「避けなくてもよくなる」工夫
  上記、「えええ、ブラックコーヒーがダメなのぉぉ?」とショックを受けた
  方もおられるかもしれませんが、ちょい足しで緩和されるらしいです。
 (1)ブラックコーヒーは、ミルクを入れること
   これも人によっては「ええええ〜(^^;;」となるのかもしれませんが、
   慣れると悪くないものです。尿管結石になることを避けるためなら
   慣れておきたいものです。
 (2)ほうれん草には、鰹節を乗せて
   ウソみたいですよね。
   ほうれん草単体には、シュウ酸が含まれていて、これが尿管結石だけでなく
   色々と悪さをするものなんだそうですが、鰹節と一緒に摂取することで
   シュウ酸の吸収が抑制されるんだそうで。
   難しいことは分かりませんが、そう言えば昔から、ほうれん草には鰹節、
   乗ってましたよね。
   昔の人はホントに賢いです。

以上、調べてみると意外に罹患者が多い尿管結石についての体験談でした。



下々(しもじも)の話 【1】「小」について

2021-08-22 23:08:01 | 日記
男性の皆様。
突然ですが、
「小」は立ってしますか?それとも座ってしますか?
お家での排尿のお話です。

ホントに突然ですみません。
筆者は立ってするんですけど、
世の中、色々な方がおられるようで、
特に足腰に問題があると言うわけでもないのに
トイレは「小も座ってする」と言う方が、
少なからずおられるんだそうで。

色々な理由があるそうなのですが、
一番の理由は、やはりあれ、奥様からのご指示で。
立ってすると飛沫(最近はやりの単語ですが、ここでは「しぶき」と
お読みください)が飛ぶので掃除が困るのだそうでして。
それと、お年頃の娘さんから
「パパ、ドボドボと音がしていやだ!」
と言われることもあるようで、
そう言うことなら座ってしようか、と言う流れになる様でして。

確かに、状況によってはしぶきが周りに散ることも、
図らずも大きな滝のような音がしてしまうこともあります。
でもだからと言って、男たるもの、「小」は立ってするべきではないのか!
でも、音やしぶきが・・・
無限ループ。。。

それでは筆者が一肌脱ぎましょうか、と言うことで
「小を立ってする」ための小技をご披露したいと想います。
この話は、実際に色々試して見た結果ですので、
信頼性はあると想いますが、実践してみてください。
「音」とか「しぶき」のことで怒られなくなったら筆者としても
嬉しい限りです。

この手のネタは他にも結構ございますもので、ちょいとシリーズで
ご披露しようかと思っています。
話題がどうしても下半身のことになりますので、
題名をそれなりにつけさせていただきました。
筆者は極めて真面目に書いていますが、
この系をお嫌いな方はこのシリーズは飛ばしてください。

狙い所で解決!
というか、それしか無いんですけど、
どこを狙えば良いのか、に少々ノウハウがございます。
幸いなことに、男性の排尿ツールは、割と自由に方向を狙えますので
以降をご参考に練習してみてください。



お食事中の皆様は申し訳ありません。
あまりリアルなのもナニかと存じ、イラストを起こしてみました。
立った状態で、排尿先を見下ろした図とお思いください。
中央上部の青い部分は、メーカーによっても呼び名が異なりますが
「水溜り」「鉢」と言う名称だそうで、
要するに「水」が溜まっている場所です。
この「水が溜まっている」のが元凶でして、
「音」が鳴ることにつながるというわけです。

それでは早速排尿してみましょう。

普通に、何も考えなければ「①」の場所を狙うでしょう。
でも①は最悪、ワーストポイント。
「音」が最も大きくなる狙い先です。
「しぶき」も、いわゆる「ひまつ」ではなく、
水滴の塊が飛び散ってしまいます。
物理学としては、水面の抵抗力と落下する滴の体積などの関連で
どの程度の大きさの滴が、どの程度の距離まで跳ねるのか、は
計算できるかもしれませんが、いずれにしても大きな滴が、
トイレの床に勢いよくボトっと落ちることでしょう。

まずは「音」がなるべく小さくなるように、上手に狙ってみましょう。

「音(ドボボボと言うアレです)」のことだけ考えれば、
上図における、②、③の位置を狙うと、
「音」はほとんどしなくなります。

ただし!「しぶき」に関しては結構辛いポイントです。
粉末に近い「しぶき」がトイレの床に見事に散るでしょう。
立ってしておられる方の、足(むこう脛のあたり)も
結構な「しぶき」を受けることになるでしょう。

ポイントとしては結構辛いですが、
狙い所としては、実は悪くないのです。
要するに便器の外にしぶきが飛ばなければ良いのです。
と言うことで狙い目としては、

便器の縁に近い場所。
上図の、紺色の実線の位置を狙えば、「音」もほとんどしなくなりますし
「しぶき」も、便器の縁がガードレールになって防いでくれます。
ただこの位置は、いかに各位の「排尿ツール」が高性能でも、
正確に狙うのはいささかスキルが求められます。
ちょっとでも狙いが外れると、便器の縁が「小」まみれとなり、
床の掃除も結構大変な事態になります。

と言う諸々を考え合わせるとなると、狙うのは以下の
黄緑色の実線の位置ということになります。


黄緑色の実線の位置は「水溜り(鉢)」と「便器の壁面」が出会う場所。
図だとわかりにくいですが、便器の壁面は水溜りに至る直前の位置は、
結構な傾斜になっていますので、
「小」の水量を、平面ではなく傾斜面で受けることになり、
しぶきも音も、ほとんど問題ないレベルにすることができます。
さらに大事を取るならば、図の④を狙うと上方向への「しぶき」も軽減
することができます。
ただこれも、先ほど「便器の縁狙い」の箇所で申しましたように、
結構なコントロールスキルが求められますし、もし失敗すれば
掃除をする箇所も増えてしまいます。
あまり無理をせず「黄緑線の箇所」を狙いましょう。
これで、「しぶき」も「音」もかなり改善されるはずです。

それでは男性の尊厳と、円満なご家庭を期して、レッツゴートイレット!