マイントピア別子はマイン「鉱山」とユートピア「理想郷」を合わせて作られた言葉で
平成3年(1991)6月にオープン。
昭和48年(1973)に閉山となった別子銅山の
産業遺産を活かして造られたテーマパークで温泉もある。
*別子銅山*
日本三大銅山のひとつ。
1691年(元禄4年)から1973年(昭和48年)まで280年以上にわたり採鉱された。
住友グループ発展の主要産業であり、住友は開坑から閉坑まで永きに渡って鉱山を経営した。
最盛期には別子銅山には12,000人もの人が居住していた。
しかし、資源の枯古、海面下1,000m以上に及んだ坑道の危険性の増加
銅の価格下落などの影響を受け、昭和48年に閉山となった。
現在は別子銅山のために切り開かれた山の中に人は住んでいない。
が、当時を偲ばせる遺跡が数多く残っている。
いつか登山も兼ねて、ゆっくり見て周りたいと思っている。
120本の冬桜が植わっている。
この風景だけ見たら、春と勘違いしそうだ。
この冬桜はコバザクラ(小葉桜)といい
ヤマザクラとマメザクラの雑種と推定されている。
花は八重小輪で直径2.5cm、色は白色~淡紅色
11月~2月中旬まで咲き、4月にまた咲く、2度咲きの桜なんだそうだ。
鉱山鉄道
明治26年(1893)、日本初の山岳鉱山鉄道が、別子の山を走った。
広瀬宰平がアメリカで見た鉱山鉄道を導入したものだ。
これにより輸送量が飛躍的に拡大。
この機関車(実は電車)は、当時の蒸気機関車を82%に縮小したもの。
400メートルの距離を時速10キロでゆっくり走る。
左上は砂金採りコーナー。
芦谷川鉄橋
明治26年の別子鉱山鉄道下部線開通に合わせて架設された単純曲弦トラス橋。
格点(連結点)がピン(鉄の丸棒)構造になっており
この種の橋は今では国内には殆ど存在せず
河川に対し約60度の角度で架けられているため
左右の曲弦がズレていること等から、学術研究上、大変貴重なものなんだそうだ。
(と聞いても私にはチンプンカンプンだが。。。)
なお、この橋は当時住友社員であった小川東吾氏が設計した鉱山専用鉄橋として
ドイツ製の鋼材を用いて製作されたらしい。
この赤い鉄橋を渡り、観光坑道へ!
鉄道の旅、たったの3分。。。物足りない!
観光坑道の中はこんな感じ。
当時の様子を再現したものが幾つか続き
鉱石の学習コーナーや当時の体験コーナーなどもある。
もう使われてない「第四通洞」に繋がる鉄橋
旧 端出場(はでば)水力発電所(2年前の11月撮影)
明治四十五年に建設。
ほぼ当時のままの姿を残す貴重な別子銅山遺産群の一つ。
清滝
マイントピア別子を出て、県道を数キロ奥に行った先にある落差60メートルの滝。
先へ進むほど道路わきに雪が見え始め、段々と吹雪いてくる。
それでもめげずに滝まで行くと、凍っていた。
水量の多くない滝だから迫力はイマイチだが
この滝へと続く遊歩道は銀世界になっていて誰も訪れた様子はなく
真新しい雪道に足あとをつけて歩くのは楽しかった。
次の目的地へ向かうため、無謀にも山を抜けようとしたが、どんどん吹雪いてくる。
引き帰す事にした。
松山まで帰り、皆で忘年会をした。
雪のせいで行く予定の場所の半分も周れなかったが
滅多に見られない雪・雪・雪に
いい年をした大人たち、大いに盛り上がった。
私よく歌うのですが、冬桜というのは本当にこの季節に咲くとは思っていませんでした。
歌の内容と共に認識を新たに致しました。
それにしても寒い日が続きますね。こちらも雪ばかりで商売あがったりです。
この別子銅山のように鉱山のあとがテーマパークみたいになっている場所は多いですね。鹿児島の串木野の金山の跡、大分の鯛生金山の跡、佐渡もそうですね。山口県にも美川町というところにタングステンの鉱山の跡が見学できるようになっています。
どこに行っても共通なのが、あの独特の衣装をきたマネキン人形。どこも同じ格好をしています。そしてまたちょっと薄気味悪いのも共通しています。リアルなのでいきなり動き出しそうで怖いです。
この別子銅山の上の赤石山に登ってみたいと思っているのですが、なかなか思いは叶いません。アケボノツツジの名所です。いつか必ず行きます。
また来ます。
紅葉もあり桜も見て、最後に吹雪に遭うなんて、楽しかったでしょう。
両者とも春と秋~冬の二度咲きをして、二季桜と呼ばれ、春に一重と八重の二段咲き(八重が少し遅れる)するのは「二度桜」という名前がついています。ややこしいですね。
空が青く晴れていたら春みたいでしょうね、
この桜の周りに真っ赤に紅葉した木があるともっと豊かな彩りになりますね。(仕事柄すぐそういうことを考えてしまいます。)
数年前の12月、ちょびママさん達が雪で山越え出来なかった道、反対側からやはり雪で山越えが出来ず引き返した事を思い出したよ、その時はまさか四国でチェーンが必要なんて思いも寄らなかったのでチェーンは降ろしていたんだ、だから峠越えが出来なかったんだよ
ほんと、説明無しで写真だけみたら、春だと思っちゃいます。
冬桜がこんなふうにたくさん植えられているのは珍しいんじゃないかしら
緑の中にかかる赤い橋、かわいいです。
ヘェ…60度の角度は意味深いのですか。
吹雪にも遭ったのですね!今度の寒気でまたあちこちで雪。
明日の松山の予報にも雪だるまが付いていましたから
すごく寒いんだなーと思っていました。
こうして見ると、けっこうたくさんあるんですね。
時期外れに咲く桜は不思議な時間旅行のようです。 写真を見たって春ですもん。
そこに最後の雪道で引き返した写真に、春から秋、そして冬と流れていく様を見たような気がしました。
滅多に見られない冬桜、堪能しました
関東には足尾銅山というのがあり
やはり同じように坑道の中が
展示室になっています
人形がリアルで怖いですが
昔はえらい苦労して採掘していたのだなぁと
いうことがよくわかります
NHKの旧いフィルムで、昔の山の中の町風景をみたことがあります。
映画館とかもあったんですよね。
それが現在は誰もいないし、町自体がなくなっちゃってしまったなんて、考えれば不思議ですね。
故郷が跡形も無く消えちゃうってことですからね。
まだ30年ちょっとしかたってないのに。
雪凄いですね。
手ごわい冬になりそうです。
雪景色といい桜の花といい人より早くみられて得した感じです。
私も雪みるとわくわくするんです。
子供にかえったみたいで。
でも、外のでようとすると寒さがイヤで勇気がいりますが。
こんなところで電車に乗れたらセレブな感じだね。ちょびママはセレブだぁ♪