日曜日「女性指揮者の会」という団体主催のコンサートに行ってきました。
この日は、桜満開の大阪城へ行く人や
コンサートが開催される「いずみホール」へ向かう人やらで
大阪環状線の「大阪城公園駅」は、改札付近が人でごったがえ。
とにかく大阪城を左手に見ながら、2,3分歩いてホールへ向かいました。

このコンサートには、合唱曲を歌う人にとっては
重鎮の作曲家池辺普一郎さんと松下耕さんが来阪されていて客席にいらっしゃって
本物が見られるので、私たちはちょっとテンション上がりました。

この季節に相応しい、ピンクの桜模様のプログラム表紙です。

この日のプログラムの「女声合唱とピアノのための愛の詩集」がお目当てで
私が「コーラス花座」に助っ人で頼まれて歌った
松下耕さん作曲のとんでもなく難しい曲。
合唱の指導指揮されている女性の指揮者さんたちが集まって歌い
松下耕さんが指揮されました。

7年ほど前ほそみっちゃんが
「花座」で自分が歌わせたいと選んだものの、あまりに難しいからか
当時「女声合唱団風」で一緒に歌っていたアルト3人に助っ人依頼。
譜面を渡された時私が
「こんな難しいものを歌うの?」とびっくりすると、歌っていた由美子さんは
「私らは、渡された楽譜が『難しいのか易しいのかわかりません~。
教えてもらって歌うだけ~』と言っていましたね~(笑)
他所さんが歌うのを聴いて、メロディーは聞き覚えありましたし
ピアノ伴奏がとにかく難しいと思ったし、当時の「花座」の伴奏者Mさんは
よく弾かれたなぁと感心したことを思い出しました。
You Tubeでお借りした、他所の団のステージです。
ほそみっちゃんが歌わせたいと思っただけのことがあって、難解と思ったけれど
中々抒情的なメロディーもあって素敵な曲だと改めて痛感です。
動画をお借りしました。
この日は、池辺普一郎さんと松下耕さんそれぞれに委嘱された新曲の披露もあり
すべてのステージが終わって、アンコールは、私が20年ぐらい前に所属していた
大学同窓会のメンバーの合唱団で歌ったことがある
池辺さんの「六つの子守歌」という曲集の1曲目「風の子守歌」で
懐かしく聞かせて頂きました。
混声合唱のしかなかったですが、他所さんからお借りしました
コンサートが終わって大阪環状線で帰る時
このホームには関西線という、和歌山や奈良方面に行く電車も入ってきて
この電車では、環状線普通電車の途中まで同じ駅に停車するので
私とほそみっちゃんと、由美子さんと君子さんの4人は
2人ずつ体面に座る「ロマンスシート」(今でもこんな風な名称なのだろうか?)で
時々時間調整で止まる「天王寺駅」でワイワイとおしゃべりしていて
数分して動きだしたら、前の駅「寺田町」に逆戻り。
4人もいて誰も気づかず、あれ~とここで下車し反対のホームへ。
運よく入ってきた環状線普通電車で「新今宮」に着くことが出来ました。
春の暖かい日の珍道中でした。