〜かたることばが歌になる風になる〜

コンサートで歌った「裸の島」

7月6日(6月2日の日記)

5月29日、日本で現役最高齢(4月22日で100歳)の映画監督、新藤兼人さんが亡くなられた。新藤さんの映画音楽を、林光さんが担当されたものが多いことは、光さんファンならご存知な方は多いと思う。
2011年8月6日に公開された映画「一枚のハガキ」は、監督最後の作品となった。
林さんが、「一枚のハガキ」の音楽に携わった時のことを林光の部屋<光・通信>で書いておられる。この時は映画公開は未定だったようだ。 

映画「裸の島」のテーマ曲は、荒川洋氏のためのフルートバージョンに作曲されていて、作曲者ご自身も知らない間に、このメロディーにフランス語の歌詞がついて歌われていたものを「女声合唱団風」指揮者が女声用にアレンジし、日本語訳で昨年コンサートで初演。今年も5月12日に歌った。

「裸の島」は瀬戸内海の「宿弥島(すくねじま)」という孤島で撮影され、1960年に全編台詞なしの映画で上映された。翌年モスクワ国際映画祭グランプリを初め数々の国際映画賞を受賞したというもの。

5月14日月曜日のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」で、鶴瓶が瀬戸内海の佐木島という町に行く船の中から「裸の島や!」と指さした先に、一瞬小さな島のシルエットが映しだされた。
佐木島は、音羽信子と殿山泰司扮する夫婦が、小さな小舟で毎日水を汲みに行った対岸の島かもしれない
「裸の島」 はYou tubeで聴ける。
 

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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