引っ越し前の家でも、このシーズンになると、出かけた途中で
小学校の方から運動会の放送や音楽が聞こえてきます。
今のマンションのベランダに出ると、この町の小学校の校庭が見えて
普段は、体育の授業などで子供たちや先生の声が聞こえます。
今日は運動会が開かれていました。
お昼前に午前の分が終わったようで、これから昼食なんだなぁと思いながら
カーブスに行き帰ってきたら、運動場はテントも片付けられていて
生徒たちも誰もいない状態。
午前中だけで終わっていました。
土曜日だし、今日は午後からお天気が下り坂という予報だったからなんでしょうか。
ひっそりと終わっていてちょっと寂しい感じ。
私たちの子供の頃は、保護者がお弁当を持ってやってきて
運動場でゴザやシートを広げて座り、家族も一緒にお弁当を食べる光景が
学校での風物詩でしたが、運動会のお弁当を広げて昼食をする光景は
色々の事情で親が来ない子供には切ないです。
我が家の息子たちの時代には、お昼は教室で給食を頂くようになっていました。
そして午後は、普段勉強の方では目立たない男子が
リレーで大声援を受けてヒーローになります。
生徒も大人もみんなが大興奮の時間でした。
秋晴れの青空の下で賑わう日本の秋の風物詩の一つでしたね。
私はビデオカメラを持ってマメに運動会の様子を録って
写真とカセットテープに残していましたが
それも引っ越しの時にほとんど処分しました。
前の町では、中心より遠い我が家では聞こえなかっただんじりの音も
かすかに聞こえる運動会の声も、このマンションでは身近に聞こえてきて
秋の風情にほっこりさせられています。
