7月に京都南座で「長唄」の会に出演した横浜の同級生まゆみさんが
実家のお母様の納骨している、大阪北御堂(津村別院)にお参りに来るついでに
母校の裏手というか、北隣にある「美々卯」でお昼をと来阪。
母校の裏手の大阪本町の方は日曜日が定休日で
急遽なんばのダイニングメゾンのお店を予約してくれていました。
「美々卯」はコロナ禍で、東京も横浜もお店が閉店になったらしく残念だと。
彼女は今、家族のように14年ほど暮らしているワンちゃんが
少し前から具合が悪くて、普段病院も緊張して嫌がる子で
お薬はいやがるので、好きなものを作ってそれに混ぜ込んで飲まそうとするけど
匂いでわかるから口を横にむけて食べてくれないと。
人間の子供なら、言い聞かせて飲ませられるんだけど､､､と。
ワンちゃんのそんなことがずっと気がかりで
元々細い彼女が2キロも痩せたとか。
彼女は「長唄」のお囃子の三味線を何十年もやってきたそうで
「唄」の方の内容はきちんと勉強していたわけでなかったらしく
「お三味線」しかししてないのは本末転倒だから、今から
唄も習おうとと思っていると。
唄わなかったのは、音高時代副科の声楽の先生から
「声が良くない」と言われてトラウマになったかららしい。
譜面があるようで無いような邦楽なので
ベテランさんは阿吽の呼吸で
ランダムな入りもずれることなく演奏されるけれど
素人さんも入っての会では緊張は半端無いようです。
遅まきながらだけど「唄」の方も
まだやれる今から習おうと思うと話してくれました。
さてうどんすきの材料が運ばれてきて、その中に生きた車海老2尾。
昔、我が家に送られてきた生きた車海老を取り出す時の
床が「おが屑」だらけになりながら海老を取り出した奮闘話に花が咲きました。
海老をうどんすきに入れる時は、トングで出汁の中に入れたら
もがいているを手を離さず火が通るまで押さえていて下さいと
給仕の方からの、残酷な指示でした💦
老舗のおうどんを頂いて、食後は横のホテルのティーラウンジで。
家では自分の好きなブレンドの珈琲が飲めるから、私は
喫茶店では普段食べたり飲んだりできないメニューのものを頼みます。
二人とも、メニューの写真の中の
見た目が綺麗で豪華なフルーツコンポートを頼みました。
彼女は、グラスの端に薄く切った栗が縁取られているのを。
私はいちごのを頼みました。
ホテルだから当然ですがこれ一つで1,800円😲
二人とも、下の方にアイスクリームがあると想像していたのですが
ちょっこと入っていただけでほとんど生クリーム。
くどくて食べれなくて、栗やいちごとちょこっとのアイスだけ食べて
お行儀悪いけど半分ぐらい残しました。
二人で、自分達は年齢の割にはシワも少ないし
まだまだ若いよねなんて自画自賛して
彼女は、ワンちゃんのことが気がかりでこのところ陰鬱だったのが
ストレス解消になったと晴れ晴れした表情で
新幹線に乗るため地下鉄の方へ帰っていきました。
やっぱり音高生時代の友との「デート❤️」は
変化の無かった日常の一服の清涼剤になりました。
12月に向けて頑張ろう💪
