大ヒットした中国ドラマ「瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」で共演した
瓔珞(エイラク)のウー・ジンイエンと
恋人 富察傅恒(フチャフコウ)のシュー・カイの再共演のドラマ
「尚食〜美味なる恋は紫禁城で〜」
尚食局(宮廷の厨房)の、尚食(料理人・奴婢)の姚 子衿(ヨウ シキン)をウー・ジンイエン
皇太孫(皇太子の息子・皇帝の孫) 朱 瞻基(シュ センキ・後の宣徳帝)を
シュー・カイが演じています。
ドラマは、中国の明(14C〜17C)の永楽帝(15C)の時代が舞台。
宮廷の厨房「尚食局」のお料理や、尚食(料理を司る女官)にスポットを当てて
女官たちの人間模様や、宮廷内の色々な陰謀も見え隠れしながら
皇族の人々の人物像が興味深く描かれている中での
皇太孫と女官 姚 子衿との身分違いのラブロマンスです。
食材を巧みに細工して作られるオブジェのような
芸術品のような宮廷料理にも目を見張ります。
こういうのを鑑賞するのもこのドラマならでは。
宮殿の中では、奴婢である料理人の女官が、皇太孫など高貴な人たちと
滅多に出会うことは稀で、宮廷内を皇太孫が担ぎものに乗って移動するのを
たまたま遠目から見た姚 子衿は、その気品と美男ぶりに心を奪われます。
彼女は控えめにだけど、自分をアピールしようと落とした
手巾(ハンカチ)が風に靡いて、皇太孫の乗り物に落ちるシーンは
この後の二人の出会いとロマンスに繋がる予感が漂います。
その後彼女は皇太孫の夕餉を配膳する担当になり
皇太孫の書斎での彼女とのやり取りで
彼女の聡明さと美しさにドンドン惹かれて、皇太孫が猛アプローチ。
急速に二人の距離は縮まっていきます。
彼女がやってくると、書棚の整理などをさせたりしますが
彼女が異国の食べ物などに興味を示すので
気に入った書物「航海日誌」というのを彼女に手渡します。
先日観た回では、皇太孫に媚びない彼女の持つ信念と言うか
気概のようなものが見えるシーンだったので
長くなりますが、印象的だった画像を載せてみます。
皇太孫は、彼の妻とは何となくいつも他人行儀で
皇太孫妃への自分のした態度に自虐的になってイライラし
書棚の本を床に乱雑に投げ捨ててしまいます。
それを見つけた姚 子衿は
皇太孫妃へ誠意を尽くすべきと。
彼女の皇太孫への想いの含みも込めて言います。
このように応えて「航海日誌」という、異国の食事情などが書かれた書物を床に置きます。
皇太孫だけではなく、彼女も気持ちを結構アピールしています。
なんと堂々としていることか。でも下手すると懲罰ですよね、、、💦
皇太孫はこんなこと言われたことないでしょう!!
彼女が置いて行った「航海日誌」という書物には、料理人らしいメモ書きがあって、、
皇太孫はもうノックアウトやね~