今日は「送り火」の日。
仏壇に掲げている経木を午後にお寺の合同墓に返してきて
お寺で供養のあと燃やして頂きます。
さて、このところ日中の運動量(動く)が少ないせいもあって
寝つきの時間がとても遅くなり朝方に眠るというような
自由気ままな生活になってしまっています。
お盆のお参りで息子たちの訪問があったりしましたが
変わり映えのしない日常の中、8日の日曜日
ヴァイオリン🎻の後輩から久々に電話があり
21日に開く予定のヴァイオリンとピアノの合同の発表会の
生徒さん4人のピアノ伴奏を急遽頼まれました。
合わせは、本番まで2回と当日のリハーサルだけです。
〇印の所が私の伴奏担当
うちの息子たちも子供の頃、この後輩にヴァイオリンを習っていたこともあって
私のピアノの生徒さんも一緒に発表会を開いたりという交流がありましたが
ここ数年はお会いすることもないけれど、時々思い出したように
発表会でのピアノ伴奏を含めて頼まれごとがあります。
4人の内3曲は、殆ど初見でも弾けそうな初歩の曲ですが
4人目の「アンダンテ・レリジオーソ」(トーメ作曲)は
少し練習しないと仕上がりません。
音楽用語は殆どイタリア語で表記されるのが通常で
「Andante アンダンテ」は「歩くようなゆっくりとしたテンポで」という速度用語。
「Religioso レリジオーソ」は「敬虔に」或いは「厳粛に」という発想用語です。
とても情感のあるゆったりした曲ですね。
余談ですが、今観ているスペインドラマ「アルゼンチーナ~情熱と復讐の果てに~」では
台詞に、イタリア語にも出てくる単語がちょくちょく出てきて意味も同じようで
「tranquillo(トランクィーロ)」という言葉が結構出てきます。
音楽では「穏やかに」といった意味で演奏する時に表記されますが
ドラマでは「ちょっと落ち着いてよ」といった台詞で頻繁に聞こえてきます。
semple(センプレ・いつも・常に)は同じか似通った言葉で聞こえてきました。余談です~。
演奏している方のyou tube動画があったのでお借りしました
前回2016年の8月、この時は急遽発表会のアナウンスを頼まれましたが
帰りに車の自損事故をやらかしてしまい
今回も開かれるあの時の公共ホールの、駐車場を出た時の悪夢が
ちょっとだけ蘇ります。
その時のブログ記事です💦
そのほかにも、随分以前の彼女からの頼み事。
ブログをまだ始めていなかった2011年ごろでしょうか。
東京で小さなコンクールに出るという
彼女の生徒さんで小学校6年生ぐらいだったか
中学1年生ぐらいの女子の伴奏を
本番の4日ぐらい前に頼まれました💦
私ってよくやるよねぇ(自画自賛)
その女子の伴奏者が急病で伴奏できなくなり
私が昔弾いたことがあった曲だと思い出して連絡がありました。
随分昔の曲ですっかり忘れてはいたけれど、譜読みし出すと思い出してきて
この時は、ヴァイオリンの伴奏を沢山していたことの経験は
こんな急な要望にも役立って
難曲でない限りすぐ対応してあげられる実力にはなっているようです。
コンクールに出ると言う本人と、本番前1回か2回?合わせて当日新幹線で東京へ。
晴れた日で、新幹線から富士山を見ることができたことを思い出します。
コンクール本番では、3、4分ぐらいの短い曲1曲であっという間に終わりました。
コンクールの成績がどんなものだったか(入賞したか?)は全く覚えていませんが
無事に出場できて安堵して帰阪したことのみを思い出します。
生徒さん本人にとっては経験を積むための一つというような
小さなコンクールだったようですが、私が対応できたとは言え
ヴァイオリンに限らず、伴奏者が要る楽器の人にとっては
こんなハップニングもあり、本人も親御さんも
ヤキモキするような気を使うことが多々あるようです。
一人で完結するピアノソロではそういった心配はありません。
酷暑で動きの少ない日常の中、久々に緊張する時間を持てそうで
21日無事に役目を果たしてこようと思っています。