お盆のお参りに来てくれた妹と
昼食をはさんで久々に長時間おしゃべりができましたが
韓国ドラマには全く興味がなかった彼女が
驚いたことに、最近中国ドラマの録画を録り溜めているとか。
<チャンネル銀河>で先日観終わった
「風起花抄~宮廷に咲く瑠璃色の恋~」を妹も観たらしい。
中国ドラマでは、宮廷の刺繡をする女官たちの「繍坊」という部門や
市中でも刺繍を扱うお店がよく出てきますが
このドラマも刺繍を刺す弟子たちや、その場面も多く
刺繍を施した豪華な衣装が出てきて見ごたえあります。
ヒロイン役のグーリー・ナーザーという方が超人級の美しさで
男優さんと二人とも、或いは脇を固めている俳優陣も
どちらかというと中近東あたりのお顔立ち。
広大な中国ならではと思います。
画像お借りしました


唐の第2代皇帝・李世民(りせいみん)の時代
かつて宮廷で刺繍と服作りの匠として活躍した安氏(あんし)は
名声を隠して娘の琉璃と平穏に暮らしていましたが
昔の弟子の、ある陰謀に落とし込められて
娘の琉璃を宮中の旧友に預けて自死します。
旧友の元で、母から受け継いだ服作りの天賦の才能を持ちながら
名前も身分も捨てて「豆子(とうし)」という名前の男として成長した瑠璃でしたが
その才能が災いを呼び宮中を去ることになります。
宮中を去る道中、ある青年に助けられて、この後青年とは大きく関わっていき
母の死の真相を明らかにすることを決意します。
母の死を契機に人生が大きく変わってしまった、一人の女性が逞しく生き
蔓延る悪意にもめげずに立ち向かって、母の汚名を注ぎ恋も成就するという物語です。
7世紀前半の李世民の時代だとか。
奇しくも今、WOWOWで
「長歌行(ちょうかこう)」(長歌ものがたり)というドラマを観ているのですが
統治していた皇帝である兄と皇后も殺して、皇帝にのし上がった李世民。
前皇帝の娘「長歌(ちょうか)」は辛うじて逃げて
男装して放浪しながら、叔父李世民に復讐を誓うというお話。
李世民の側室で武媚娘(ぶびじょう)という女性が、後の武則天(則天武后)だとか。
歴史の詳細は知りませんが、聞いたことのある名前が出てきて興味深いです。