〜かたることばが歌になる風になる〜

小豆島を訪れて その一

6月にイギリスに妹と旅行しようと2月ごろにツアーに申し込んでいた。
イギリスには、主人が健在の頃病気が回復した年の年末に「ロンドン・パリ」の二つの都市のみの自由な二人だけの旅行をした。ほぼ十年前になる。
最近の海外旅行は、多分テロ等の事件を避けて、中心都市を外した郊外などのツアーが多いように思う。
郊外の庭園巡りがテーマで、イングリッシュガーデンの薔薇が見られるのを楽しみにしていたが、4月に入ったころから北朝鮮のミサイル撃ち込みがあったり、海外のどこかで突発的に起こるテロのような事件報道を聞いて、妹と相談の結果キャンセル料が発生しないこの時期に旅行はとりやめることにした。
例えその国で事件が起こらなかったとしても、自国に関連する問題で帰国に手間取ったりする可能性もあるだろうとの決断だった。

それならばと国内旅行を妹が計画してくれて小豆島への旅行となった。私にとっては小豆島は初めての地だ。
行きは新幹線で先ず「岡山駅」
岡山駅正面で写真を撮っていると、地元の男性が「その桃太郎の像がある前で撮ったら良い」と教えてくれた。

駅から出ているバスに15分ほど揺られて「新岡山港」へ。
この港から小豆島の「土庄(とのしょう)港」までフェリーに乗っていく。
私たちが旅行行程の順に動いている途中で長男に小豆島に行くことをメールすると、岡山あたりに出張で行くことがあったのか「そのルートなら日生港からフェリーかな」と返ってきた。

フェリー乗り場の待合室に常設している地図のチラシを見ながら「にっせい港はこの辺りやわ」などと二人で話していると、隣に居た同年代とおぼしき女性が笑いながら「『ひなせ』ですよ」と。
うちの地元にも「土生」と書いて「はぶ」と読むように、小豆島の「とのしょう」同様、私たちが読み方の知らない地名は地方のどこでもたくさんあると思う。
さっぱりした感じで気さくに話しかけて下さった方は、小豆島で生まれ育ったそうで岡山の病院に行った帰りだとか。

私たちが乗っているのと同じ船。


土庄港に接岸する直前正面に見えたのがこの看板のビルや工場。
小豆島といえばオリーブとお醤油なのだ。
「袖触れ合うも多少の縁」というほどではないが、束の間のご縁だった方は、土庄港に着くと息子さんのだというマウンテンバイクに乗って帰っていかれた。

港にはこの日宿泊する「リゾートホテル オリビアン小豆島」の送迎バスが待っていた。

町なかを通り抜け徐々に山の方に上って行くと、眼下に海が見える見晴らしの良い素敵なロケーションに建っているホテルに到着した。


ゴルフ場も隣接しているそうで、ロビーは丁度クラブハウスのような雰囲気の空間だ。
夕食、朝食付いて1万円ちょっとのこのお部屋は、あと2台ベッドを入れると4人ぐらいが泊まれるほどの広さ。
右側にツインのベッドがある。

バイキングの夕食後の温泉を楽しみに部屋で休憩する。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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