我が家から白浜温泉には、車で約2時間弱で行ける。
主人の会社時代の保養所が全国に6ヶ所ほどあり、ロケーションが良くて、美味しいものが食べて宿泊して1万円切るぐらい。
今回は『くえ鍋』を選んだので少しだけ高くなったがリーズナブルに宿泊できる。
妹のところが最近Hybrid Carのカローラを買ってそんなに乗っていないというので、妹と私とで交代で乗れるよう彼女の車で行くことにした。
以前レンタカーで運転したことがあったハイブリットカーは、エンジンがかかっても殆ど音がせず静かすぎるので、最初は戸惑うが慣れると非常に快適だ。
この新しい車の何と言っても「ナビゲーション」が非常に精密にできていて助かった。
従来のはゴール付近になって「目的地周辺です」まで。ここから教えてよ~と思う形だったが、より側まで誘導してくれるので感動もの。
しかし人間はどんどんバカにもなっていってるねぇ・・と妹と話した。
妹の長男は、地図を片手にドライブするようだ。昔はそうだったし、人間はもっとサバイバル的な体験するべきだとは、主人と私と妹の共通の考えだ。とは言えこの便利さにはやっぱりかなわない。
保養所のお勧め散策「紀伊田辺探訪」というのを体験した。
地図を片手に5キロほどをウォーキング。
駅からは古い町並みを整備した大通りから、古くからあるだろう商店街を歩いていく途中に「蟻通神社」というのがあった。
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とりわけ珍しいほどのこともないその神社を見てその後ブラブラ歩いていると、三軒ほど「○○呉服店」という看板が点在していて、そのうちの1軒の店先の「カシミアバーゲン」の文字と、何とも言えないきれいな配色のセーターの女性の写真につられてお店に妹と入ってしまった。
お店の女性店主に誘われて奥に入ると、数えきれないたくさんの美しい色合いのセーターが飾られている。
その中で何万もするカシミアセーターの一部を1万円均一で販売しているというので、思わず妹と気に入ったものを買ってしまった。これも旅の思い出。
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横で見ていた主人が「このお店は田辺とは雰囲気が違うね」と何度も言うと、店主の女性は実はご主人である社長さんは神戸の方だと、お店のことを書いた本を持ってこられた。後でネット検索したら、神戸元町の老舗呉服店が発祥という。呉服店でブティックとは・・・。
連ドラ「カーネーション」の小篠さんも元は呉服店で神戸の出身だったことを思い出した。
このお店を後にして、海の方へと歩く。野口雨情の歌碑などがあるという扇ガ浜の手前に「田辺城水門跡」があった
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世界的な博物・民族学者として和歌山の偉人南方熊楠(みなかたくまくす)の旧居を見るはずだったが、三人とも疲れてきてそのまま、紀伊田辺駅の方へ戻ることにした。
散策の続きはまた後日書くことにしよう。