ブログのお友達の記事に「くちなしの花」のことが書かれていて
実家の庭に咲いているのを思い出し写真に撮りました。
微かな青っぽい匂いがします。
芳しく爽やかな、あるいは甘い香りで庭を埋め尽くしたバラの季節は過ぎて
この時期は泰山木やくちなしの白いお花が目を引きます。
2019年の10月に、花座コーラスで練習場をお借りしている
シティハイツの集会場で開かれた「三水会(三週目水曜日)」で
日頃のお礼にミニコンサートをさせて頂いて
ほそみっちゃんが、高田三郎さん作曲の「くちなし」という歌を
私のピアノ伴奏で演奏したことを思い出しました。
彼女の演奏録音がないので、他所様からお借りしました。
どちらかというと女性の歌かなと思うのですが
男性声楽家の演奏も素敵だと思って
バリトンの方のと両方掲載させて頂きました。
お二方には勝手に掲載させて頂いたことをお詫び致します。
「くちなし」 詩:高野喜久雄 曲:高田三郎
♬荒れていた庭の片隅に 亡き父が植えたくちなし
年ごとにかおり高く 花は増え・・・・・今年は十九の実がついた
くちなしの木にくちなしの 花が咲き 実がついた
ただそれだけのことなのに ふるえる ふるえる私の心・・・・・・・
ごらんくちなしの実を ごらん熟しても くちを開かぬくちなしの実が
とある日の父の言葉 父の祈り・・・・・・・・・・・
くちなしの実の くちなしの実のように待ちこがれつつ
ひたすらにこがれ生きよと
父は言う・・・・・
今もどこかで父は言う・・・・・♬
少し枯れたお花もあって汚いですが、、、。