中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

中華街大通り横の路地裏「山東」でパイコー麺

2006年01月26日 | 中華街(台南小路・太平道・その他路地)
 もともとは関帝廟通りにあった店で、1985年の創業。たしか、赤いドアに「山東」と書いてあったと思います。山東家庭料理をウリにしていたのですが、夕方にならないとオープンしないという、どこか飲み屋さんのような店でした。
 それでも移転するちょっと前には昼間も開店し、ランチを提供するようになってはいたのですが…。当時はほとんど常連客ばかりで、観光客なんかは入らなかったはずです。
 そんな店が2002年、中華街大通り近くの路地に移転してきました。「一楽」の角を入ったところです。それまでこの場所には、中華街では珍しい洋食屋「梅園」がありました。チキンカツ、レバカツ、ハンバーグ、カレーライス、どれもが懐かしい味で、安かった。とくにミルクを使った味付けのスープ(120円)は絶品でした。中華街のコックさんが鍋を持って買いに来る姿を何度見たことか。
 老夫婦でやっていたのですが、ご主人が体調を崩して廃業。その跡地に入ったのが、この「山東」です。こちらに移転してからは昼間も営業するようになったし、名物の水餃子(10個700円)が雑誌で紹介されたこともあってか、観光客が行列を作るようになりました。
 今日は偶然、昼時というのに空席があったので入ることができました。相変わらずBGMはなし、コップの水にオシボリ。そして注文する前から小皿と割り箸が出てきます。おそらく誰もが水餃子を頼むからなのでしょう。
 今日はパイコー麺を注文。出てくるのは早いですねえ。それほど待たずに食べることができました。
 パイコーは4切れ。骨付きではありません。青菜は茹でているのではなく、たぶん油通ししているのでしょう。刻みネギがほしいところですが、まあ、これで良しとしますか。普通に美味しかったです。 

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