中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

南門通りの「留仙閣」で五目焼きそば

2006年01月24日 | 中華街(南門通りシルクロード・媽祖小路)
 「留仙閣」。なんだか影の薄い店であります。この前を通っても、なかなか気がつかないというか、光るものを感じないのです。ご覧のように1階がセットバックしており、張り出した2階が歩道に荷影を落としているのです。だから入り口が薄暗くなってしまうのでしょう。
 表の赤い看板には普通のメニューがずらずらと並んでいました。
 チャーシュー麺(900円)
 ネギそば(900円)
 五目チャーハン(900円)
 五目焼きそば(950円)
 中華丼(950円)
 豚バラ飯(1200円) などなど

 中華街大通りの有名店なみ、いえそれ以上の値段かもしれません。そんなだからなのか、昼時(11時30分~15時)は100円引きになっていました。どのメニューが100円引きなのかは、よく分かりませんが…。
 ドアを開け、席についても誰も出てきません。しばらく待っても変化がないので、仕方なく厨房の方へ近づき「お願いしま~す」と声を掛けるとオバサンが出てきました。私が注文したのは、オリジナルと銘打っている「五目焼きそば」。
 テーブルの上にはポットがあり、お茶は客がセルフサービスで入れる方式のようです。茶碗に入れると、かなり色が濃い。そして、鼻に「フン」とくる臭いがします。でもこれは、プーアル茶ではないようです。何茶かよく分かりません。単に煮出しすぎているだけなのかも…。
 これだけのお値段ですが、BGMはありません。テレビの「笑っていいとも」が流れているだけでした。
 壁には芸能人の色紙が8枚。どれも1980年代のものばかりです。90年以降はマスコミに取り上げられていないのでしょうか。
 それにしても、出てくるのが遅い。先客の会社員3人も、まだ待っています。もう12時25分なのに…。人手不足なのか、単に手際が悪いのか、どうなんでしょう。
 12時30分、やっと私のところに、オリジナル五目焼きそばが運ばれてきました。これです。まずは具の点検から。
 エビが3匹、イカ、タケノコ、玉ネギ、青梗菜、モヤシ、白菜、キクラゲ、チャーシュー。具の種類としてはまあまあじゃないですか。結構ボリュームもあります。
 麺は極細。ビーフンなみです。不思議な食感がオリジナルということなのでしょうか。

 食べ終えて会計する段になっても、店内に人はいません。「お会計!」と声を上げるとオバサンが出てきました。
 帰り際、ドアの横をチラっと見たら、彗星ハンター・池谷薫さんの講演会のチラシが置いてありました。でも、日付が2003年11月3日のもの。やはり不思議な店です。

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2 コメント

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肉まんはないの? ()
2011-06-24 16:35:25
昔、中華街に留仙閣があったけど、そこと一緒なのかな、だったら肉まん美味しいと思うよ
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ん~ (管理人)
2011-06-24 22:33:03
>鄭さん
良く分かりませんが、本牧に留仙閣という点心工場みたいなのがあります。
肉まんを売っているようですが、
同じ店なのかどうかは不明。
最近は南門通りの留仙閣も行っていないので、
何とも言えませんが…
返信する

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