中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「三溪楼(三渓楼)」にてラーメン&山菜ご飯

2013年01月19日 | おいしい横浜

 以前、『横浜ウォーカー』だったか、あるいは違う雑誌だったか忘れてしまったが、《本牧麺ロード》という特集が組まれていて、なるほどと思ったことがある。

 その記事にはこんなことが書いてあった。

 横浜中華街から元町のトンネルを越えて本牧の通りに入ると、実力ある中華料理店やラーメン屋が並んでいるというのだ。
 
 確かにそうだと思う。

 ざっと思い浮かべただけでもチャンコー麺の「長白山」、竹の子そばの「奇珍楼」、味噌ラーメン「酔亭」、いつも混んでいるラーメン「笑苑」、その並びにある「三溪楼」、創業100年という「華香亭」、トマトタンメンの「李園」、李園と間違えて入ってしまう「李香園」、一年中冷やし中華を出している「喜楽」、再春菜館改め「養泰」、タンメン餃子の「天一景」、夜の賑わい店「清心」、そして中華料理店ではないがホノルルチャウメンの「ムーンアイズ」と本牧チャウメンの「ブギーカフェ」などなど。
 ほかにも、まだあるが省略…

 そんな中から、先日は「三溪楼(三渓楼)」で昼飯を食べてきた。


 4人掛けのテーブルが5つという小さな店だ。
 お客さんは、近隣で働いている方々やお住まいになっている高齢者が多い。

 しかも昼どきとあって満席。
 私はかろうじて相席で入ることができたが、あとからやって来た人たちは座ることができず、残念な顔をしてドアを閉めていった。

 この日注文したのは「ラーメンと山菜ご飯のセット(700円)」。
 
 山菜ご飯というのは、ラーメン・ライスのようにドンブリに盛られて出てくるものと思っていたら、ご覧のような容器で運ばれてきた!

 そして蓋を開けてビックリ!



 ご飯だけだと思っていのだが、それは嬉しい誤算だった。

 まるでお弁当のお重のよう。
 おかずは「鶏肉・ジャガイモ・人参の煮物」。それにカブの漬物。

 いやいや、ラーメン本体よりも、こっちの方が美味しかったほどだ。
 しかも、テーブルの上には「アサムラサキ」の牡蠣醤油なんかがさりげなく置いてある。
 それをちょっとだけ漬物にたらして食べてみると、超美味い~!
 
 見た目、場末感が漂う町中華屋であるが、なかなか侮れない店だ。


 大満足のラーメンセットを食べ終えてから元町方面に向かうと、街路樹の1本がこんな樹に植え替わっているのを発見。

 誰が植えたんだろう……


 夏みかんがたわわに実っていた。

 しかも4,5個、路上に落ちている。拾って帰ろうかと思ったが、やめておいた。
 これだけあったらジャムでも作れるのになぁ…。


 【三溪楼の地図】



 

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4 コメント

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山菜ごはん (ばんど)
2013-01-19 15:43:04
単品の弁当として売れそうです、
中華料理店でこれを出すとは侮れません。

落ちているのを拾うより人目のない時間にでも
枝を揺すって落ちてきたのを持ち帰る方がいい
ですよ。日本大通りなどの銀杏拾いの業者さん
方式ですな。
返信する
容器 (本須)
2013-01-19 17:14:42
「三渓楼」はご飯容器が独特ですね。
しょうが焼き定食を最初に食べた時はちょっと驚きました。


あとこちらにはカタカナで「バンメン」と書かれた品がありますね。
「華香亭本店」、「奇珍」にもあるのでそれらを一通り食べてから、
最後に「清風楼」に寄ってみるとちょっとした発見があるかもしれません。
返信する
山菜ご飯 (管理人)
2013-01-20 06:24:54
ラーメンが単品で500円ですから、
山菜ご飯は200円相当です。
これはお得ですね。
返信する
ここは (管理人)
2013-01-20 06:29:33
>本須さん
生姜焼き定食も食べてみたいです。
ほかにカレーライスなんかもありました。

ここのバンメンは食べています。
華香亭、玉泉亭、清風楼でも体験していますが、
不思議な麺類ですよね。
漢字表記も拌麺、辧麺とかあるし、
容器もそれぞれ違うし…
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