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以前、『横浜ウォーカー』だったか、あるいは違う雑誌だったか忘れてしまったが、《本牧麺ロード》という特集が組まれていて、なるほどと思ったことがある。 その記事にはこんなことが書いてあった。 横浜中華街から元町のトンネルを越えて本牧の通りに入ると、実力ある中華料理店やラーメン屋が並んでいるというのだ。 確かにそうだと思う。 ざっと思い浮かべただけでもチャンコー麺の「長白山」、竹の子そばの「奇珍楼」、味噌ラーメン「酔亭」、いつも混んでいるラーメン「笑苑」、その並びにある「三溪楼」、創業100年という「華香亭」、トマトタンメンの「李園」、李園と間違えて入ってしまう「李香園」、一年中冷やし中華を出している「喜楽」、再春菜館改め「養泰」、タンメン餃子の「天一景」、夜の賑わい店「清心」、そして中華料理店ではないがホノルルチャウメンの「ムーンアイズ」と本牧チャウメンの「ブギーカフェ」などなど。 ほかにも、まだあるが省略… そんな中から、先日は「三溪楼(三渓楼)」で昼飯を食べてきた。 ![]() 4人掛けのテーブルが5つという小さな店だ。 お客さんは、近隣で働いている方々やお住まいになっている高齢者が多い。 しかも昼どきとあって満席。 私はかろうじて相席で入ることができたが、あとからやって来た人たちは座ることができず、残念な顔をしてドアを閉めていった。 この日注文したのは「ラーメンと山菜ご飯のセット(700円)」。 山菜ご飯というのは、ラーメン・ライスのようにドンブリに盛られて出てくるものと思っていたら、ご覧のような容器で運ばれてきた! そして蓋を開けてビックリ! ![]() ご飯だけだと思っていのだが、それは嬉しい誤算だった。 まるでお弁当のお重のよう。 おかずは「鶏肉・ジャガイモ・人参の煮物」。それにカブの漬物。 いやいや、ラーメン本体よりも、こっちの方が美味しかったほどだ。 しかも、テーブルの上には「アサムラサキ」の牡蠣醤油なんかがさりげなく置いてある。 それをちょっとだけ漬物にたらして食べてみると、超美味い~! 見た目、場末感が漂う町中華屋であるが、なかなか侮れない店だ。 ![]() 大満足のラーメンセットを食べ終えてから元町方面に向かうと、街路樹の1本がこんな樹に植え替わっているのを発見。 誰が植えたんだろう…… ![]() 夏みかんがたわわに実っていた。 しかも4,5個、路上に落ちている。拾って帰ろうかと思ったが、やめておいた。 これだけあったらジャムでも作れるのになぁ…。 【三溪楼の地図】 ![]() |
中華料理店でこれを出すとは侮れません。
落ちているのを拾うより人目のない時間にでも
枝を揺すって落ちてきたのを持ち帰る方がいい
ですよ。日本大通りなどの銀杏拾いの業者さん
方式ですな。
しょうが焼き定食を最初に食べた時はちょっと驚きました。
あとこちらにはカタカナで「バンメン」と書かれた品がありますね。
「華香亭本店」、「奇珍」にもあるのでそれらを一通り食べてから、
最後に「清風楼」に寄ってみるとちょっとした発見があるかもしれません。
山菜ご飯は200円相当です。
これはお得ですね。
生姜焼き定食も食べてみたいです。
ほかにカレーライスなんかもありました。
ここのバンメンは食べています。
華香亭、玉泉亭、清風楼でも体験していますが、
不思議な麺類ですよね。
漢字表記も拌麺、辧麺とかあるし、
容器もそれぞれ違うし…