
ずっと気になっているのに、他にもっと気になるランチが続出して、なかなか食べに行くことができなかった「徳記」の鶏翅伊府麺。 特殊な麺なので、これを出す店はあまり多くはないようですが、ネットで調べてみると意外にもあちこちの店がヒットします。 「獅門酒楼」、「大珍楼」で食べたという人や、「廣東飯店」で食べられるといった記事を発見したし、さらに、ぶるねこさんも「萬珍楼」で召し上がっておられました。 また、開港150周年のときに「珠江飯店」のメニューに載っていたようですが、それ以外では「広州飯店」でやっていたという話を新聞記者から聞いたことがあります。(両店とも今は閉店している) 「徳記」では秋から冬にかけてしか提供していないという、季節限定の麺ですので、あまり見かけないのでしょうかね。 ![]() さて、そんな「徳記」は相変わらず人の通らない路地裏あります。 こんな奥地まで入ってくるのは、常連さんか豚足そば目当ての観光客くらいでしょうか。 たまたま通りかかって入ってみるか…なんていう人は、ほとんどいないのでは…。 ![]() 注文するとすぐにお茶と箸を持ってきてくれます。 割り箸ではないところが、エコ派には好感が持てるかもしれません。 ![]() 待つことしばし。 店内を観察しているうちに、私の鶏翅伊府麺がやって来ました。 まずはスープから。 薄い色あいですが、結構コクがあって美味しい。 麺は細いきしめんのような形状で、食感はまるでしっかり茹でたインスタントラーメンっていう感じです。 いろいろなものを吸い込んで、フニャフニャになった麺といったらいいでしょうか。 なんだか懐かしくてチープな麺。 そうそう、鶏の出汁が効いていて、エースコックのチキンラーメンを思い出しましたわ。 鶏の手羽はトロトロに煮込まれているので、箸で簡単に切り取ることができます。 味が沁み込んでいて、なかなか美味しい! ここは豚足よりも手羽の方がいいかも。 ただ、1300円という価格がネックになるので、もう一度食べようという気は…。 さて先ほど、まるでインスタントラーメンのようだと書きましたが、それもそのはず。インスタントラーメンと同じような製造方法なのだそうです。 資料によると、小麦粉と卵だけ練った麺を一度茹でたあと油で揚げて保存しておき、食べるときに茹でて提供するといいます。 おじさんたちの2日分のランチ価格でしたが、とりあえず長年の宿題が解決したっていう気持ちです。 それと、お店のおばさんもさらに進化しているようで、頼まなくてもお茶は注ぎに来るし、帰りがけには5回も「ありがとうございます」なんて言われちゃいました。 さらにドアを開けて外に出る際には「いってらっしゃ~い」だって。 次回は久々にランチを食べに行ってみるかな。 ![]() 日替わりでもない、週替わりでもない、ましてや定番ランチでもない、2日替わりのランチ。 なんだか、このところずっと鶏肉の記事が続いているような…… べつに「鶏肉テーマ」としたわけではないのだが…… ![]() |
玉泉亭でも出しているそうですね。
て足を運んでしまうんですよね。
伊府麺は以前、綱島の中華料理屋さんで出している
というのを聞いたことがありました。