中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

月刊『中華街』昭和49年1月号から

2024年11月18日 | 中華街いろいろ

 月刊『中華街』昭和49年1月号の35ページには、「観光船」というタイトルで「福養軒」のリニューアルオープンの記事が出ている。
 これによると、同店は昭和48年(1973)12月にオシャレな造りに新装したという。1階にはコーナーボックス、2階にはロビーとフラワールーム、3階には和室と、いろいろな考えから設計したそうだ。
 「教会形式の結婚をと、信父(神父の誤り)さんも直に店に呼び……披露宴も一括して店の人々がやってくれる」と。
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 現在、「福養軒」は閉店しているが、建物は残っていて、新しい業態で営業している。
 過去のデータから。
 「福養軒」のランチがすごい!
 醉華の中華街おすすめランチ(3)~大正時代に創業された「福養軒」

 同じページの下段には、横浜市土地開発公社が駐車場を造るという計画が出ている。敷地は1,400㎡にプレハブ鉄骨造り2階建てだと。
 場所は中華街の入口というから、西門通りのあの場所だね。港中学校の横だ。昭和48年2月号で横浜市企画調整局企画課の話として、「中華街入り口付近の空地を買収し、市の開発公社を通じて200台収容の立体駐車場を建設する」という計画が出ていた。それが、この駐車場なんだろうね。


 この場所には中央病院があった。ここが少し元町寄りに移転したので、空き地ができたのだろうね。当初は2階建ての構造だったが、のちに現在の姿に建て替えられた。


 41ページには広告が載っている。「永安楼」、「永華楼」ともに、今は無い。

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