
本当は一軒ずつご紹介したいのですが、今日は11月、12月に横浜中華街で食べたランチから主なものを掲載したいと思います。 冒頭の写真は11月中旬に訪問した「一楽」。サービスでイクラを頂いちゃいました。 ![]() この日の日替わりランチは「一夜干し牡蠣の醤油煮込み」。 牡蠣はもちろんですが、旨みを蓄えたシイタケや長葱がいいですねぇ~。 ![]() 牡蠣とイクラをのせて♪ ![]() 食後は杏仁豆腐とサービスでいただいたコーヒーに大金持ちあられ。 ![]() こんな雑誌が出たというんで見せてもらいました。 ![]() 「一楽」の創業は1927年だと思っていましたが、1926年なのね。 えっ… ということは来年、90周年を迎えるわけだ~ ![]() 香港路にある「安記」。こちらも老舗です。1932年の創業だとか。 お粥で有名になっていますが、他のメニューもお勧めですよ。 この日(これも11月中旬)、私が食べたのは中華丼。優しくて昔懐かしい味わいです。 町の中華屋さんで出てくるようなスープもいいですね。 ![]() さて、ここはどこでしょう? 外から見た感じでは、営業しているのか、していないのか、なかなか確認しづらいお店です。 ちょっと引っ込んでいるし、ガラスが黒っぽいので、もしかしたらお店の存在に気がつかない人もいるかもしれません。 でも、1959年の創業といいますから、もう50年以上の歴史があるんです。 ここは南門シルクロードにある「留仙閣」。 ![]() 昔は中華街大通りにありました。「聘珍樓」の右隣です。 いつだったのかよく分かりませんが、今の南門シルクロードに移転してきたのです。 ちなみに中区本郷町に工場があります。 ![]() メニューはこんな感じ。 なんだか町の中華屋さんのようなラインナップですね。 私が気になっていたのは、店頭に手書きで表示されている「五目煮込みそば」です。 しかし、店内のメニューにはありません。 ま、それでも『五目煮込みソバをお願いします』というと、そのまま通じたのでこのメニューは実際に存在しているようです。 フロアに流れるBGMは、おばさんが見ていたテレビの韓国ドラマの音楽や声。なんだか不思議な雰囲気ですよ。 ![]() 待つことしばしで運ばれてきた「五目煮込みそば」。 これは店内メニューにある「五目麺」ですね。これを煮込みそばと言っているようです。 見ただけで野菜が大量に投入されていることが分かります。 ![]() そして特徴的なのが半熟っぽいゆで卵。よくあるのは、硬めに茹でた卵を半分に切ってのせているタイプですが、ここのはスープの中に落とし込んで半熟にしているようです。 これは同發の楊州湯麺(五目そば)に通じるものがありますね。 もちろん美味しい♪ この日は五目煮込みそばを食べながら、改めて「五目そば・広東麺・バンメン」の謎に思いを馳せてしまいました。 ![]() ビール大瓶が650円というのもポイントが高い。 ![]() 市場通りの老舗「翠香園」のランチメニュー。 ![]() 豚バラ肉と大根の煮込み♪ バラ肉はホロホロで、汁の旨みを吸いこんだ大根もヤワヤワ。 ![]() さて、こちらはお手軽な「聘珍茶寮」の380円の麺シリーズ。 鶏白湯麺です。柚子胡椒がいい感じで鼻腔を抜けていきます。 ![]() 別な日に食べた海老ワンタン麺。 ![]() ちゃんとエビが一尾ずつ入っています。 時間がない時や、小腹が空いたときに便利です。 ![]() 12月上旬、「一楽」の週替わり麺ランチに出ていたベトナム風焼きそば。 これは美味しかったです。甘めの味付けで、そこにかぶさってくるパクチー! 「サイゴンデップ」でもやってほしいです。 ![]() 観光客が料理を食べている姿を見たことがない「金華園」。 関帝廟通りの先にある、これまた町中華といった風情のお店です。 ![]() 向かい側は駄菓子屋の「あおき」。 もう閉店してしまったそうですね。いい店でした。 ![]() 「金華園」の店内。 以前はすぐ近くにあった水道局の営業所から大勢、ランチを食べに来ていたものですが、最近は営業所が移転してしまったので昼どきのお客さんが減っているかもしれません。 近隣のサラリーマンは時々利用していただきたいですね。 ![]() この日、私が注文したのは中華丼! ![]() 懐かしく、優しい味わい。 スープは「安記」と同様に、町中華の感じ。 ![]() 12月になってプレミアム商品券が残っていることに気がつきました。 500円券が1枚。最後は横浜中華街で使おうと考えたのですが、1000円券は利用できても500円券は不可というお店が多いんですね。 どうなっているのかと思い調べてみると、商店会でこのイベントに参加していれば500円券が使えることが分かりました。 ![]() 横浜中華街では関帝廟通り会、市場通り会だけでした。 そこで2つの通りを歩きながら、各店のランチメニューを確認していると、「重慶飯店別館」に焼き銀マトウ鯛の香り醤油というのが出ているのを発見! さっそく入店します。 ![]() ここは一人でもご飯はオヒツで出てくるし、スープだってラーメンどんぶりくらいのサイズの容器に入れられているし、平日ランチとしてはなかなかのものです。 ![]() お皿が大きいから量が少なく感じますけど、これでもかなりのボリュームがありました。 量だけでなく、味も最高です♪ 一度焼いた銀マトウ鯛を調理しているんですね。醤油系のタレの味でご飯が進み過ぎます。 ![]() 食後は紫イモを使ったデザート。 これまた美味しい♪ 大満足のランチを終えてレジに向かう時になって、ふと、気がついたのです…… 「重慶飯店別館」の玄関って、長安道に面していますよね。 こちらのお店は関帝廟通り会じゃないんじゃないかと…。 でもレジで訊いたら関帝廟通り会のメンバーだったので一安心。プレミアム商品券で支払完了。 ![]() 香港路と市場通りを結ぶ極小路地を台南小路といいます。 この日は、そこで特異な存在感を示す「杜記」を訪問。 注文したのは豚耳の四川風料理という一品です。 ![]() これがその全貌。 漬物もスープもまともに美味しいです。 ![]() 豚の耳とキュウリをピリ辛の味付けで和えてあります。 豚耳はコリコリしていますが、それほど固くはありません。 ビックリしたのが胡瓜。なかなか良い素材を使っているようで、シャッキリ感がすばらしい♪ ![]() この日は若い衆No2と一緒に「一楽」へ。仕事がらみの話をしているうちにやってきたのが、これ。 鶏むね肉のニンニクソース炒め。 ![]() そしてカキと春雨の土鍋煮込み。 これは彼に申し訳ないことをしました。なんと牡蠣が食べられない体質だったんです…… 注文するときに言ってくれれば外したのにね。 写真は撮影に失敗して、なんだか全体的に黄色っぽくなってしまい、美味しそうに見えないかもしれませんが、実際にはこれまた満足・満腹のランチでした。 ![]() 1962年創業の「三和楼」(関帝廟通り)。 ここは着席すると、おかみさんがいろいろ気をつかってくれます。 コートや荷物は下に置いてある籐カゴに入れるか、横の丸椅子に載せれば汚れませんから…とかって。 オシボリと箸もこんなトレイに入っています。 ![]() この日注文したのはホイコーロー。中華ランチの定番ですね。 ![]() お肉はキャベツの下にたっぷりと隠れています。 これまた美味しいランチでした。 ![]() 食後のマンゴーゼリー♪ ![]() 中華街大通りにある1961年創業の「廣東飯店」。 禁煙ルームで食べたランチは五目うま煮でした。ここのはお盆に載せて一気に出すスタイルです。 ![]() トロミがほとんどないタイプですね。 町中華とはちょっと違った味わい。オシャレな感じというのかな。 ![]() 杏仁豆腐も美味しい♪ 若いころはこのお店にちょくちょく来ていました。たいていは県民ホールでのコンサートのあととか。 作治さんの行きつけの料理店だったので、なにかとサービスがありました。 従業員が食べているマカナイを見て、あれが食べたいなんて言うと、それが登場したりね。 私が中華街に行くようになったきっかけは、やはり作治さんがらみのコンサートや演劇鑑賞とセットになっていた打ち上げと称する呑み会かな。 「珠江飯店」、「敦煌」、「廣東飯店」、「赤い宝石」などでしたが、現在も残っているのは「廣東飯店」だけになってしましました。 最近は行くお店がどんどん限られてきています。今後はさらに選択肢が少なくなるのかもしれません。 でも、まぁ、横浜中華街に行く回数も減ってきているから、それでちょうど良いのかな。 ![]() |
そうですね、干し柿はよく食べますが、
干し牡蠣は珍しいですね。
干し柿はもちろん知っていますが、
一夜干し牡蠣は食べた事がありません。
今年もこちらのブログを見ると、
中華街に行きたくなりそうです。
閉店ですか!!
またひとつ、バンメンが消えましたね。
でも、都筑区で一つ始まりました。
90年間、全部が料理店ではなかったようですが、
それでも90年というのは凄いです。
「週末中華のしっぽ」の本須さんが写真を掲載しておられます。
やっぱりすごい混雑ですね。
ありがとうございました!!
今年は健康第一、のんびり過ごして
行きたいと思っております。
本年もどうぞ宜しくお願い致します~☆
※ 酔華さんがバンメンを食べていた磯子の喜楽さん、
31日で閉店でした。近日、リポUPします。
よし、今日のお昼は中華街に行こう。
もう結構込んでいそうな気がしますが。
中華街ランチにこの食材が出てくるようになったのは、
数年前からでしょうかね。
見かけたらこれを選ぶようにしています。
時間ができたときにちょくちょく書いて保存しています。
だから1件書くのに早くて4,5日、
長くなると1週間以上かかっています。
あの道には名前がついていないですね。
ここにも愛称をつければいいのになぁ、
と思っているのですが…
店頭と店内でメニューの表示が違うのか、謎ですね。
私も「うま煮そば」を想定していました。
もしかしたらバンメンが変化したものではないかと思っていたのです。
残念ながら、この時期には平日ランチはやっていません。
ですが、定番ランチはありますよ。
本郷台に住んでいる時に、もっと行っておけばよかったなぁ。
重慶飯店のマトウダイがすごく美味しそう。
家庭では扱いにくい食材ですが、好きなので食べてみたくなります。
年が明けて落ち着いたら、行ってみたいです。
しかし、ヌシさんのトコロのシンプルな攻撃も効きますが、この記事はつらかったですね… 最後までキッチリ読ませていただきましたけど (>_
過去に話が出ているかもしれませんが、
中山路と香港路の間の小路には名前はないのでしょうか?
4月頃食べに行きましたが、出てきたのは通常メニューの
『五目麺(塩味)』でした。
『五目うま煮麺』的なものを予想していたのですが、
ちょっと違いました。
今週の中華街ランチですが、12/28頃から
祝祭日対応に切り替えたお店が多かったようです。
叉焼販売店に行列もできはじめたり、
叉焼や大根餅の外売りを始める店も出てきたりで、
年末の中華街らしくなってきました。
でも、きっともう中華街は 休日値段になっちゃってますよね。