中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「横浜大世界」を楽しむ

2005年03月30日 | 中華街(南門通りシルクロード・媽祖小路)
 横浜中華街はテーマパークのような所ですが、その中のさらなるテーマパークが「横浜大世界」なのです。
 館内には飲食店、劇場、実演コーナーなどがあります。でも、タダで入れないのが悔しいじゃありませんか。入場料500円を徴収されます。ソバ1杯食べるのに、ソバ代とは別に500円という料金が発生するのです。
 そのため、中華街ランチ探偵団は、年間パスポート(1500円)を購入。これなら1年間、何回でも入れます。

京劇で使われる服




 横浜大世界の6、7階が吹き抜けの劇場になっています。今日は洋琴の演奏をやっていました。洋琴というのは何十本もの弦が張られたチターの親玉みたいなモノで、2本のバチで叩いて演奏する楽器です。なかなか中国的で良かったですよ。
 フロアにはテーブル席が12席ほど、そして立ち見のテーブルが35人分ほどあります。すぐ後ろにはバーカウンターがあり、お客さんはここで青島ビールなんかを買ってきて、テーブルについて演奏を見物することができます。
 舞台の演目は10分刻みぐらいで入れ替わります。楽器演奏のほか、映画、京劇などがありました。
 
 5階は実演コーナーです。篆刻、スナフボトル、花文字、細密文字などを、その場で書いて販売してくれます。
 篆刻は書道、印章方法と彫刻方法を巧みに合わせ、線を彫って文字を表現する作品です。天然石材に1文字入れて1000円からでした。
 スナフボトルは内画というんでしょうか。透明な瓶の内側に絵や文字を施します。小さな口から先の曲がった特殊な筆を使って、絵や文字を裏返しに書く、非常に高い技術が必要とされる芸術品です。1瓶1500円~。
 微雕というのは米粒の上で人々の願いと祝福を表現する匠の技。小さな米の粒に好きな文字を書き、さまざまな形の香がついた瓶の中に入れていました。米1粒に2文字込み1瓶1000円から。
 龍鳳文字は中国の東漢に起源される象形書道の一つで、その伝統技術を近代の民間芸人が発展させたもの。色鮮やかな書道の文字に、龍鳳、花鳥、動物、山水等が付け加えられた美しい文字です。絵や色を巧みに使い、好きな文字をその場で書いてくれます。
額付きで1500円からです。

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