
名古屋から出てきた友人と、再び夜の中華街へ繰り出す。お目当ての店は“旬の道楽 屯”である。 「とん」ではない。これで「たむろ」と読む。おそらく、大勢の常連にたむろしてもらいたい、という願いをこめてネーミングしたのであろう。 ![]() 午後8時半からの飲み直しであるにもかかわらず、酒の強い友人はビールをグビグビあおっていく。下戸の私としては、ついていくのが辛い。 お通しは家庭料理の定番であるヒジキの煮物。これがウマイ! ![]() この店はカウンター上に乗った大皿が特徴的。和風の煮物、和え物が、ドーンと並んでいる。どれも美味しそう。明日の弁当に入れてもらいたいようなおかずの数々。 これらを食べながら、昔話に花が咲く。酒が進む。 ![]() 厚揚げの煮物。旨味をたっぷり吸い込んで美味しい。 ![]() ここは女将さんの趣味なのだろう、かなりインテリアに凝っている。 トイレだって、こんなに素敵だ。これなら何回でも行きたくなる。 だから、ここで小間物をまき散らすなんて無様な真似をするお客さんはいない。 ![]() お袋焼き。油揚げの中身は納豆である。大豆製品に包まれた大豆がウマイ。 ![]() 今は夜しか営業していないのだが、以前は昼のランチも提供していた。中華料理ばかりのこの街で、なかなか粋な和定食屋さんでもあったのだ。 上は以前食べたランチの「うなぎ丼」。500円という値段からして鰻はほんのわずかであるが、一緒に参加しているキンピラ、切り干し大根と混ぜて食べると、なかなか美味しいドンブリだった。 参考までに当時食べた馬刺しとランチをご覧ください。 ![]() |
ここは多分、乙さん好みのお店ではないでしょうか。
カウンターの左端は狭いですけど…