香港路と中山路を結ぶ極細路地に「客満堂」の居酒屋がオープンしているのを知ったのは今月の初旬だった。それから10日ほど経った3月12日、本来ならば自分の所属する楽団の練習がある日だったのだが、新型コロナがまだ収まらないため中止になったので、それなら中華街を散策してこようと思い出かけてきた。 この日は、まだ「まん延防止」期間中だったが、土曜日ということで中華街には結構な人出があった。そんな状況下での店選びはなかなか難しい。 まずはずっと気になっている「東北小串」を見に行ってみた。ここは何度か店の前まで来ているのだが、いつもお客さんがそれなりに入っているため引き返していた。狭い店だからね。ワクチン3回接種済みとはいえ、まだちょっと怖いからなぁ。 そして次の候補である隠れ家創作居酒屋「客満堂」を覗くと、お客さんがゼロ♪ これならOKだ。 店頭に置かれているランチメニュー。気持ちは中華よりも和食だ。 親子丼定食、アジフライ定食、トンカツ定食、メヌケ西京焼き定食、うな丼定食なんていうのがある 定食にはライス・味噌汁・漬物・上記メイン料理・小鉢3品・デザート・コーヒーが付く。 これって、親子丼にもライスがついてくるのかなぁ…なんてバカなことを考えていたが、ザッと見ただけで食べたいものは決まっていた。アジフライ定食だ♪ ということで即入店 まずはホッピー(黒)でのどを潤す。 呑みながら酒類のメニューを読むと…… ホッピーセットの他にライチ酒ソーダ、サンザシ酒ソーダ、ジムビームハイボールなどが居酒屋価格で並んでいる。 ほかに期間限定で利き酒コース880円(税込み)というのがあった。亀の海(長野)・阿部勘(宮城)・播州一献(兵庫)を少しずつ吞めるらしい。 本日のおすすめとしては「群馬泉 山廃本醸造」、「真澄純米吟醸」が書かれていた。 1杯目のホッピーを呑みほして「中」を追加注文。これをチビチビやっていたらアジフライ定食が運ばれてきた。 メインのアジフライは2枚。中華料理店が出すアジフライとは思えない。フックリと揚がっていた。 キャベツの千切り、トマト、それにマヨが添えられている。 小鉢は蓮根炒め、ほうれん草の胡麻和え、玉子焼き。そして茄子の漬物だ。 右下はアジフライ用のソース。 味噌汁の具はワカメ、麩、ネギ。まともだね。 こんなオカズをアテにして「中」を追加。 結局定食を食べながら3杯呑んだのかな。 食後はマンゴープリンとアイスコーヒー。 酒の肴として和食系は冷奴、茄子の一本漬け、ホタルイカの沖漬け、京都 揚げ出し豆腐、伊勢の卵だし巻き、淡路島の匠 オニオンスライスなどの他に、アナゴの一本揚げ、青森ニンニク揚げ、もつ煮込みなど。 もちろん活けアジの刺身、熊本産の馬刺し、馬のレバ刺しもある。 中華系としてはよだれ鶏、棒棒鶏、ネギ叉焼、パクチー餃子、水餃子、葱ポン餃子、エゴマの葉餃子などである。 帰りがけに箸袋の裏を見たら4つの店舗名が書かれていたのだが、そのうちの一つに「漁宴」というのがあった。南門通りシルクロードの居酒屋だ。 現在そこは閉店しているので、あちらをやめてこの路地裏に移転してきたようだね。 今はラーメン屋になっているが、「客満堂」は媽祖小路から始まったんだよね。あれから14年かぁ。 初入店した時の記事はコチラ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
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