中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「秀味園」でルーロー飯

2004年10月20日 | 中華街(関帝廟通り)

 「秀味園」はスゴイです。ドアを開けると狭いスペースに4人がけのテーブルが2つだけ。カウンターもあるにはあるのですが、物を置いたいたりして使えない状態なので、8人で満杯という小さなお店です。
 でも、隠し部屋があります。忍者屋敷じゃないって! ちゃんとした(?)部屋です。
 カウンターのすぐ横に靴を脱いで上がる階段があります。といっても2階へ上がるわけではありません。店舗より1メートルほど高くなった、居住空間のような場所です。
 最初の部屋というかスペースは、この家の食卓かもしれません。6人ほどが座れるテーブルとイスが置いてあります。


 そして壁の上部にはキリストの絵や十字架が飾ってありました。クリスチャンなのかもしれませんね。やはり、ここはお店の人の生活空間なのでしょう。

 さらに廊下のようなところを横切って進むと、このような和室があるのです。

 この部屋には大きめの丸テーブルと、小テーブルが置いてありました。まるで、誰かの家へ来たような錯覚に陥ります。
 店はおばさん二人でやっているようで、結構、テキパキと動いています。ためしに宴会ができるか聞いてみたら、20人までなら対応できるとのこと。今度、使ってみますか。

 ルーロー飯は500円です。安いですねえ。豚角煮のほかに煮玉子1個、高菜、そぼろ肉とネギを炒めたのが乗っています。美味しいです。
 食べている最中に、隣の部屋からパジャマを着たお婆さんが板の間を通り過ぎていきました。えー!
 なんだか昭和30年代の風情を感じさせる店でした。


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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赤い夕陽のおばあさん (馬の骨)
2012-01-29 19:36:47
写真と記事を拝見して、こりゃマサシク賄い料理だと思いました。
昭和30年代には美人だったであろうパジャマを着たお婆さんは、何時も出演サービスして頂ける訳ではなさそうですが。
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Unknown (管理人)
2012-01-30 05:57:14
>馬の骨さん
あの婆さん、どうしているだろうかなぁ…
この店はリニューアルしてから足が遠のいてしまいました。
返信する

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