10月のことだが、三渓園(正式には三溪園)の招待券をいただいたので数年ぶりに訪問し、「待春軒」の三溪そばを味わってきた。 入り口にはこんな案内が出ている。読んでみるね。 三渓麺(そば)の特徴 三溪麺に「おつゆ」は入っておりません。「そば」と申しましても日本そばではなく、特別に打った細い「うどん」を少量の油で、ほぐす程度に炒めております。麺にのせてある具は、筍・椎茸・豚挽き肉・ネギを醤油ベースで煮込み、少量の酢・生姜を加え、餡状にした者でございます。 トッピングの具は、ハム・絹さや・錦糸卵で彩りを添えております。麺に少しずつ絡めてお召し上がりください。 三渓そばの由来 三渓園の創設者 原(富太郎)三渓は、明治・大正・昭和初期を通じた実業家であり、古美術の総合的収集家でもありました。かつ又、新日本画家たちの芸術のパトロンでもありました。 更に、茶人でもあった三渓は食にも通じ、一家言を成し、自らも料理を考案し、お招き客に饗しておりました。 その中の一つに「三渓麺」なるものがございます。大正12年、三渓園完成の折に催した茶会にて、かつて内苑にあった山吹茶屋にて招待客に出され、当初は山吹麺と名付けられておりました。 三渓の自信作で、原家の家庭料理でもあり、おもてなしの料理として受け継がれ、今日に続いております。 店内の様子。コロナ禍の影響で、こちら側は開放されていなかった。 私が座ったのはこっち。広いスペースの方である。 三渓そば。注文してから出てくるまで、そんなに早くはない。結構時間がかかるようだ。 一口すすってみると、確かに日本蕎麦ではない。中華麺とも違う。形状は異なるが、どちらかといえば刀削麺やビャンビャン麺などの部類に近いと思う。あれらを細切りにすればこうなるのではないかな。 「あんかけ」は甘酸っぱく、どこかチラシ寿司のような味わい。昆布茶付き850円。 なかなか美味しい麺だった♪ 三渓園といえば和風の建築物が有名で目立つのだが、園内にはこんな建物もある。鶴翔閣の変電室。 鶴翔閣の煉瓦造りのボイラー室も見どころの一つだ。(写真がない……涙) そして今ごろは紅葉が素晴らしいのではないかな。とくに聴秋閣がおすすめだ。 夜間の三渓園も良さそうだね。 最後にちょっとだけお勉強を。 って、小さくて読みにくいか……。 ということで、大きなサイズの画像を張り付けておくね。クリックして拡大してください。 クリック♪ ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
この三渓そばなら食べられそうですね。
「高い!」と腰が引けているうちに
隣花苑がなくなってしまいましたが、
ここには昔、蓮の実を入れた「蓮ごはん」
(そういう名前だったのかな?)もあったそうですね。
いただいてみたかったです。
ここで忘年会とかを考えたこともありました。
まあそのうちに開催できるだろうと思っていたら、
閉店してしまって…
隣花苑からのケータリングを使って、
鶴翔閣で宴会付きの演奏会付をやりたかったです。
この三渓そばは食べた記憶がありませんでした (^-^;)
なかなかの入園料ではありますが
春になったらまた行ってみようかしら
園内には他にもお店があるので呑んだり食べたり、
本牧のカレー屋で買ってきたカレーや総菜を庭で食べるのもいいですよ。
https://blog.goo.ne.jp/chuka-champ/e/ca37cd9aa8f0bfad4bc131b741710f5d