中山路の「萬和楼」で台湾ランチ

　不思議な店です。写真ではよく分からないかもしれませんが、店名が二つあるのです。「萬和楼」のほかに「味味香」という名前が出ています。見た目も中華料理店ではなくお土産屋さんです。
　ご主人に聞いたら、「味味香」は奥さんがやっている物販店で、自分の「萬和楼」が料理店なのだとか。奥さんの方が強くて、お店の前方半分は「味味香」にされてしまったと嘆いておられました。

　定食スタイルのランチはありませんが、昼時にはセットメニューがいくつか用意されています。鶏肉入りラーメン＋ルーローハンが８５０円、ほかにも麻婆丼又は五目チャーハン又は麻婆麺にワンタンスープがついて同じく８５０円です。
　今日食べたセットは「台湾ラーメン＋ルーローハン＋水餃子」という一番高いよくばりセット。さすがに９５０円もしました。
　台湾ラーメンにはモヤシ、ニラ、ひき肉、青菜がたっぷりと乗せられており、その上に油ネギが振りかけられています。モヤシはシャキシャキでした。油ネギの効き目もいいようです。

　水餃子は、皮がなかなか美味しかったです。次回は別なメニューを食べてみようか。
　ところで、店の奥はこのようになっています。まるで、どこかの家のダイニングのようでしょ。この丸テーブルは家用で使っているのでしょうか、飲みかけのグラスやティッシュペーパーのボックスなんかがゴチャゴチャと置かれていました。
　壁には巨大な彫刻が架けられています。「清明上河図」です。そして奥には姫りんごの木が。実も成っていました。
　なかなか不思議な店でした。

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