
この映画案内は昭和25年7月11日の神奈川新聞に掲載されたものだが、真ん中の映画館に注目! いままで「ニューアサクサ」と名乗っていた映画劇場が、この日から「春風座」に変ったというのだ。 「ニューアサクサ」は知らなくても、「春風座」は知っている」とか、「入ったことある」という読者は多いのではないだろうか。もちろん映画館としての「春風座」ではなく、ストリップ劇場としての「春風座」だがね。 戦後間もなくできた映画館「ニューアサクサ」は、昭和25年に映画館「春風座」となり、その後、昭和40年代半ばにストリップ劇場「春風座」に転換するという変遷をたどり、昭和50年代末に閉館したと思われる。 昭和25年7月にかかった映画は、「恋愛教室」と「狼人街」。ここに出演した人で名前を知っているのは佐田啓二しかいない……。 広告右端の映画館は「子安曙劇場」。はまれぽの調査によれば、戦後まもなくの頃にオープンし、昭和40年代に廃業したという。 昭和25年7月の映画が、美空ひばり主演の「放浪の歌姫」だった。昭和21年4月に杉田劇場の幕間で歌っていた彼女は、それから2年後の昭和23年には横浜国際劇場に出演し、翌年には「悲しき口笛」で初の主役を演じている。 そして昭和28年、磯子の高台にあの御殿を建築した。ものすごいスピードで出世していったのね。聞くところによると、建設費は当時のお金で4,000万円だったという。 彼女は御殿の中で、何を食べていたのだろうか。「小島家」のウナギか? 浜マーケットで買った食材をお抱え料理人が作っていたのか? そんなことを考えらながら、私が今月食べたものは…… ![]() 「松のや」の洋風ロースかつ丼。どう見ても丼という感じじゃないけど、まあ、美味しかったね。 ![]() 「日高屋」の冷やし中華。なんで具を別皿にするのかな? ![]() 「川村屋」のキス天そば。東横線があった頃が懐かしい……。 ![]() 「日高屋」の野菜たっぷりタンメン。モヤシがいちばん多いけどね、これも野菜か……。 ![]() 「松のや」のカツカレー。カレーの下にご飯がどのくらいあるか分からないので、海底を調べてから食べ始める。 ![]() 「汐星」の函館塩ラーメン。餃子セットにしてみた。どちらも美味しいね。 というわけで、美空ひばりと違って、こんなのばかり食べていた5月上旬であった。 ![]() |
宿題をこなさなくちゃ。
活字より手書き文字の方が多いというのが時代ですね。
95歳。
長寿をまっとうされたのですねえ。
昭和25年の時点でもう主演スター。
テレビの時代になってもドラマで活躍なさってました。
「群盗南蛮船」の「ギヤマンの宿」も気になります。
ガラス張りの宿じゃないですよね。
ここは、いろいろなのを出してきますよね。
店の前を通るたびに気になります。
今はビビン丼かな。
私は、「スリラー」ではないかと思いました。
「ラ」の字の上の部分がかすれているのかな~。
昭和24年頃にデビューしたんでしょうか。
そうだとしたら、1年で主役に抜擢だったんですね。
この広告に出た映画は知りませんが…
戦後まもなくは普通の映画館だっところが、
のちにエロ映画館やストリップ劇場になっていますね。
野毛の光音座なんて、ビックリです。