
女房が![]() 全日空といえば、濃いブルーの垂直尾翼に白字でANAと書かれた機体を見慣れていたが、こんな懐かしい飛行機が駐機していた。 1989年まで就航していたモヒカンジェットだ。真正面のデザインがモヒカン刈りのように見えるところから、こう名づけられたそうだ。 昨年、デザイン開始40周年を記念して復活させたレトロ機である。 他に薄茶色に塗られた飛行機も見かけた。 ![]() こちらは大韓航空。ソウル行きかな。 ![]() エアドゥーも。 ![]() カラフルなデザイン。 ![]() 金網の狭い隙間から苦労して撮影していたら、こんなのがあったんだね。 通常の2倍の隙間。これなら無理なくレンズをズームできる。 機体の整備かなんかで30分も出発が遅れ、こちらは1時間近く日陰のない展望デッキで缶ビール片手に離陸を待つ。 おかげで3本も飲み干すことになってしまった。 さて、女房を見送ったあと、空港内で何か食べていこうかとあちこち巡ってみたが、どこも混んでいて、しかも食指が動かないものばかり。 結局、YCAT経由で横浜駅周辺に戻ってきた。 だが、こちらの雑踏もひどく、普段あまりこういうところを歩かない私は頭痛がしてきた。 そこで向かったところは… ![]() 「天龍菜館」。 ![]() ディズニーキャラクターの描かれたテーブルクロス! ガレージを改造して造った店には似合わないほど可愛らしい。 いつの間に、こんな改造をしていたんだろ。 ![]() 中国奥地の風景をカラフルに描いた壁紙かと思ったら… ![]() シャッターを開けて巨大な垂れ幕をぶら下げているのであった。 ![]() まずはビール! 貸し切り状態のうえ、若いお兄ちゃんは無駄口をきかないし、うるさいBGMやテレビもないから、本当にマッタリできる。 ビール(大瓶550円)を飲みながら、外の風景を眺めていても、ほとんど人が通らない。たまに、この先のマンションに住んでいるらしい中国の人が歩いていくくらいだ。しかも目の前の学校は授業中で無音。 静寂の中で時間だけがゆっくりと過ぎていく。 ![]() そこに焼きそば(600円)が運ばれてきた。 独特の平打ち麺。生麺ではなく乾麺のようだが、少し経つとトロミのついたタレがしみ込んできて柔らかくなってくる。 肉も野菜もタップリ。刺激的な味ではなく、かといって無味無臭でもなく、どこか優しく穏やかな味わい。 ビールがすすむ、すすむ。 ![]() 食べ終わってヒョイと上を見上げると、こんなメニューが。 親子飯(おやこめし)だと。 これは親子丼ではなく、鶏肉と玉子を使った料理で、ご飯とは別々に出すとか。 ![]() さて、ビールを飲みすぎたようだ。 トイレ、トイレ…… 股間を押さえながら、こちらに飛び込む。 山下町公共駐車場だ。 ![]() 入ってすぐ左側がトイレ。 ![]() 中はきれいだ。 ![]() 個室も立派。 ![]() この駐車場正面壁に貼り付けられた3つの装飾。 横浜を代表する近代建築の装飾をコピーして設置している。 まず一つめ。 ![]() 昭和5年に江商横浜支店として建てられた旧本町旭ビル。装飾タイルが使われた特徴ある概観だったが、平成7年、正面外壁を保存・再生し建て直された。 ![]() 二つ目。どこかで見たことのあるフクロウ。 ![]() 横浜開港50周年を記念し市民の寄付金により大正6年に創建された。平成元年にはドームを復元し国の重要文化財に指定されている。 ![]() 三つめは祈りを捧げる宇宙人。 ![]() 妻木頼黄の設計によるドイツネオバロック様式の建造物。横浜正金銀行本店として明治37年に建築された。昭和44年3月、国の重要文化財に指定。 以上、3つの装飾は関内にある近代建築に張り付いている装飾のコピーなのだが、なぜ、この中華街の公共駐車場にそれが取り付けられているのか。 そして、これを企画したのは誰なのか。 中華街における大きなナゾの一つでもある。 ![]() さて、なんだかんだ言いながらトイレですっきりして石川町駅に向かうと… これだぁ! 観光バス専用駐車場。相変わらずの駐車ゼロ! ![]() 中華街側を振り向くと、こんなだ。 ![]() そこに観光バスがやって来た。もちろん駐車場は反対側にあるから利用せず、このままお客さんを待って全員揃ったところで出発していった。 この駐車場は中華街を訪れる観光バスを対象にしていることは明らかである。にもかかわらず、これは西門の外、根岸線側に造られているため、駐車場を利用している観光バスはごく僅か。 たいていのバスは東京方面からやって来るので、線路側の駐車場に入れるのは無理というものだ。(写真左方向が東京) どうしたって、この写真にあるような停め方になってしまうのである。 東京方面、あるいは高速道路を下りたバスを専用駐車場に入れるのは、一旦どこかで迂回して元町方面からこの道路に進入してこなければならない。それが面倒ということもあるのだろう。 もったいない話である。 ![]() 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ ![]() |
実に贅沢ですね。
店を入って左側の垂れ幕ですが、
丁度一週間前くらいに工事をしてました。
飛行機屋さんも大変ですね。
香港往復2泊3日ホテル付きが1.98万円で売られてどう利益が出るのでしょう。
組織肥大云々はありましょうが、中華街ランチ以上のデフレぶりに少々同情します。
オタクというわけではないのですが、絵がリアルで実に面白いのですよ。もちろん羽田編も持ってますので、非常に興味深く画像を拝見しました。
羽田は以前台湾系の航空機の乗り入れがありました。空港の売店で台湾人旅客向けに塩鮭とか明太子とか売ってあったのを思い出します。
何年前からか大陸系と同じ成田空港になってしまい、千葉県民には失礼ですが、非常に不便になってしまいました。
ところが10月に羽田と台北の松山機場との間で路線ができると聞いて、ひそかに喜んでいます(笑)
しかしいつも時間ギリギリに空港到着してアセアセする私には、ゆっくり空港内でビールを楽しむ余裕はなさそうです・・・
そういえば松山もそうですが、三重・板橋・池上・富山・美濃・岡山・・・と、日本人に馴染みの地名が多いのも台湾の面白い所です。
ビール片手の飛行機見物…ある断面ではとても羨ましゅうございます(笑)
増していい感じですね。これからの季節は蚊に悩まされるかと思いま
す。もし、棚のところに蚊取り線香が置いてあったらそれは私のです
ので、使っちゃっていいですよ。
平日の昼間から中華街でビールを飲むといっても、
有名店や行列店ではうるさいですよね。
でも、天龍で一杯となると、
これは相当な贅沢です。
いや~良かった良かった。
香港往復2泊3日ホテル付きが1万9800円!
それにしても、安すぎますね。
皆で安いほう安いほうへと向かっていくのは、どんなもんでしょうかね。
とか言いながら、香港、行きたいです!!
松山をはじめ三重・板橋・池上・富山・美濃・岡山…、
そんなに日本の地名があるのですかぁ。
日陰があれば、ビールを飲みながら、
ずっと飛行機を見ているというのも良いですね。
ボトルキープじゃなくて、蚊取り線香キープ!
すごいですね。
見つけたら使わせてもらいます。