
「珠江飯店」の店頭に、開港150周年記念メニューとして「開港三麺」というのが写真つきで掲示されている。 三麺とは、①四川省で生まれ、日本で独自の進化を遂げた「担担麺」、②中国5大麺のひとつ、福建省生まれの「伊府麺」、③開港当時、港で働く人々の間で食された、横浜生まれの「サンマー麺」で、それぞれ1000円。 記念メニューとしては他に、アワビのトウチジャン蒸し(1500円)、姿フカヒレ入り翡翠スープ(2000円)、ホタテ貝柱ニンニク蒸し(1000円)、牛フィレ肉のステーキ(1800円)といったアラカルトも用意されている。 この情報を見ただけでは、特別、食べに行こうなどという気は起きないのだが、先日、読者のちーさんから「Y150記念メニュー限定だけど、木曜日は半額になってます」との情報をいただき、すぐに「珠江飯店」のHPをチェック。 そうしたら、こんな案内が出ていた。 ペリーが生まれたのは1794年4月10日。万能カレンダーで調べると、この日は確かに木曜日だった。 ということで食べてきました、「珠江飯店」の50%オフ横浜開港記念メニュー! 私が食べたのは伊府麺(500円)。冒頭の写真がそれである。 この伊府麺というのは、製麺するときにカンスイと水を使わず、卵だけで捏ねるという麺である。そしてもう一つ、他の麺と違うのは、そのあとの製造工程。 線状に作った麺を茹でたあと、さらにそれを揚げておくのだ。これによって保存が可能となり、食べるときには茹でて油抜きをするという独特の麺である。これがインスタントラーメン発明の参考になったという話もあるらしい。 で、「珠江飯店」で食べた伊府麺はどうかというと、やっぱりインスタントラーメンっぽい感じだった。しかも、カンスイを使っていないから、フニャフニャでクタクタ、コシがないっていうのかな、そうめんのような歯ざわり。 これは主食というよりも、オカズというような麺であった。 ![]() この麺に半炒飯が付いてくる。 ![]() さらに、小豆入りのババロアが付いてきて、これで500円。 ペリーに感謝! ![]() アワビのトウチジャン蒸し。750円。 だけど小さくて、硬い。 ![]() ホタテ貝柱ニンニク蒸し。500円。 なかなか美味しかった。 ![]() 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ ![]() |
さすがに木曜日だと行くのは無理でした、残念。
半炒飯とデザートがついてこの値段というのは
お得すぎます。
行けるかな?
たしかにチキンラーメンみたいな感じではありますねえ(笑)
でも、椎茸出汁が好きなので、これはすごい好きでした~♪できれば具にもまるごと椎茸が入ってたら良かったのに・・・でもそしたら半額は無理かな(笑)
酔華さんはお昼に行かれたんでしょうか?
私は夜、友人たちと行ってきました!
ペリーの日、来月も続行するそうですよ♪
最も横濱的なので、これを前面に押し出してほしいところです。
ところで、伊府麪!あのふにゃふにゃなところがいいんです。それに、
スープをよく吸いますから、うまいダシのものと絡めるととてもうま
くなる。
画像と酔華さんの印象から推測すると、かなり細麪なので、スープを
吸い込む余力がないのかも知れません。もう少し、幅広のものの方が
よいように思います(と、関係者が読んでくれていることを期待)。
しかし、伊府麪に半炒飯にババロアで500円って、客はうれしいけ
れど、店は大変だろうなあ。
木曜日だけというので、週末中華の方々にはちょっと厳しいですよね。
昼間、仕事の関係でこっち方面へ出てくる機会があればいいのですが…
次回は6月25日です。
予約したほうがいいかもしれませんよ。
ここは席だけの予約もOKです。
情報をありがとうございました。
さっそくお昼に伺いました。
あの、タレの味は良かったですねえ。
思わず最後まで飲んじゃいました。
そして来月も続行とは、太っ腹!
たしかに細麺でした。
だからオカズのような気がしたのでしょうね。
これを平打ち麺にしたら、もっと良くなりそうです。
でも、500円じゃ無理かな。
食べたのはかなり昔ですが、滋味深い感じでなかなか良かったです。
「徳記」もそうでしたが、数年前に閉店した「広州飯店」でもやっていたのを思い出しました。