中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

極小路地で黒酢すぶた食べ比べ

2009年06月18日 | 中華街(台南小路・太平道・その他路地)

 香港路と中山路を結ぶ小さな路地に、中華料理店が何軒かある。
 以前、この一画には「梅蘭」しかなかったのだが、ここ何年かで3軒ほどが新しく開店した。

 最初は中国工芸品を扱う「福民公司」跡にできた「龍華楼」。
 その後、スナック「Sugi」の跡に「新福記」が開店し、さらに今年になってから、その隣の「京華飯店」跡に「麒麟閣」がオープンした。
 
 さて、この「麒麟閣」と「新福記」のランチに、黒酢すぶたが同時に出ていたので、2日にわたって食べ比べてみた。値段はどちらも630円である。

 冒頭の写真は「麒麟閣」の黒酢すぶた。タレの色はそれほど黒くはない。味の方もその色合いと同様にかなり穏やかで、どちらかというと“アッサリ派”向きだろうか。
 野菜類は少し火が通り過ぎていたが、お肉はちゃんとした豚肉を使用している。脂身が多かったり、中がスカスカだったりということはよくあることだが、ここのは完全な肉の部分だ。それも15切れほど入っていた。
 ただ、ほかのメニューと同じように、ボリュームがありすぎるかもしれない。


 海苔のスープ。こちらは“薄毛派”好みかも。頭からかぶってみたくなる一品である。
 食後の杏仁豆腐は、ごく普通のもの。可もなく不可もない。


 翌日食べた「新福記」の黒酢すぶた。タレの色は相当に黒い。お味の方も醤油の自己主張が強くかなり濃い目。これは“コッテリ派”の好きな一品だろう。なかなか美味しかった。
 ただ、野菜の火加減、肉の揚げ加減ともちょうど良いのだが、お肉が少々脂身っぽいのが残念だった。


 食後の杏仁豆腐。トロトロ、フワフワで美味しい。余計なフルーツなども入っていなくて、私の好きな杏仁豆腐である。

 さらにサービスでスイカが出た。私が「酔華」だから出てきたのではなく、今の時期はお客さん全員にサービスされている。 
 何気ない一品であるが、こういうのが嬉しくなる。


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コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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苦手な小路 (ふ゛り)
2009-06-18 10:13:13
主菜の好みは麒麟閣、オマケや杏仁で新福記。
両方行けるご近所勤務の方が羨ましい限りです。
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両方 (管理人)
2009-06-18 22:42:08
◇(ぶり)さん
この路地では、龍華楼も入れて3軒で一塊という感じですね。
お互いに切磋琢磨してほしいです。
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ポピュラーすぎて・・・ (maruto082)
2009-06-19 11:27:42
飲み会宴会でツマミなら「麒麟閣」。

ご飯のオカズなら「新福記」。  

中華街で酢豚とかって宴会のコースでしか食べたことないかも・・・。 
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ツマミ&おかず (管理人)
2009-06-20 07:11:03
> (maruto082)さん
そうですね。
そんな仕切りができそうです。
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