1月13日のランチは、台南小路にある「杜記」で食べた。 ここはコアタイムだとかなり混み合っているのだが、この日は入店したのが12時40分くらいだったためか、カウンター席がかなり空いていた。 どうやらサラリーマンたちが一巡したあとだったようである。 「牛アキレスと豆腐煮込み」にも惹かれたのだが、「ポークステーキの魚香風炒め」を選択。 ポークステーキというのが気になったからだ。 どんな姿で出てくるのだろうか、注文してからしばし待つ。 私が座った席はカウンターのいちばん左奥。 壁にはこんな絵が架けられている。 刀削麺というのは普通、麺の塊りを腕で抱えて、小さな金属片で削っていくのだが(冒頭の写真)、このイラストのオジサンは頭に塊りを載せて麺を削り入れている。 この人は片手で削っているのだが、『誰も知らない中国拉麺之路』(坂本一敏:著)のなかには、もっとすごい達人が出てくる。 こんなことが書いてあるのだ。 本場・山西省の太原では、頭の上に麺の生地を乗せて両手に鉄片を持ち交互にそぎ落とすパフォーマンスも見られる。これをできる人は、現在、中国全土でも3人しかいないといわれている。この刀削麺は両手切りと呼ばれている。 でも、「杜記」のオジサンは片腕で塊りを持って削るという、ごく普通の料理人だ。 目の前で披露されるその技を見ているうちに、注文の品が運ばれてきた。 まずはスープ、ご飯、漬物。 漬物はけっこう辛い。そしてスープにも辛味が。 少量のご飯とともに、それらを口に運んでいるうちに、料理がやってきた。 これだ。 ポークステーキというのは、豚肉に衣を付けて軽く揚げたものらしい。 魚香風炒め… 何だろう… 魚醤を使っているんだろうか。 しょっぱくて、辛くて、酸っぱさの裏には甘味があって、なんだか“味の総合デパート”といった感じ。 このタレが旨すぎて、もうたまりません♪ 最後に残ったのは豚肉の骨と唐辛子。 いやはや実に美味しかったわ~。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
複雑な味のようですね。
「杜記」の刀削麺も、長いこと『食べてみたい』と思ってばかりです。
ここのは大抵が美味しいですね。
そして、この日もそうだったのですが、
お客は中国人が多くて、なんだかアウェー感が。。。
四川のある奥さんが魚の臭みを消すために使ったこの調味料が余ったために野菜料理にも使い、当人は余り気に入らなかったけど旦那さんがこれをえらく気に入り、名前を聞いたところ魚の香りづけ用だから魚香と名づけたのが始まりだという逸話があります。
昨今の横浜界隈の中華料理屋では四川風何々炒めと称してランチで扱われてることが多いですよ。
すごくワイルドですけど無性に行きたくなります。
ああ行きたい。
ネギ、ショウガ、ニンニク、唐辛子、醤油、酢、砂糖なんですか。
その由来も知りませんでした。
真似したいけど配合する分量が難しそう。
辛いし、混んでいるし、確かに敷居が高いかも。
でも、ときどき無性に行きたくなるんですよね。