１１月２６日木曜日、午前８時前、

朝から銀行に行って引き出すものがある。これは判子をもって行って引き出すので早い目に銀行に行かないといけない。
その後行きつけの喫茶店に行って新聞２紙を読んでまた奈良ロイヤルホテルに行かないといけない。奈良新聞社の合同例会がある。
１２時からなので行きしなはタクシーを飛ばさないといけない。
帰りはボチボチ歩いて奈良市役所前に出てきてバスに乗って帰ってきて近鉄奈良駅前にある改装されたスーパーマーケットで食材の購入をして帰ってこないといけない。
今週は２８日に仕事が重なって入ったので行く現場の予定を２９日に変更しての現場。２８日から３０日まで連日の現場になる。
何故か。寒くなってくると外出がおっくうになるが年のせいかな。
寒いのが堪えるのかな。
４０代はパンツの下は薄いパンテイストッキング1枚はいて中ヒールで重い鞄を持って奈良から京都、大阪、滋賀と駆けずり回っていた。
５０代に入ってくると薄いパンテイストッキングは黒いタイツになった。これでも温かくてこれで冬場通すことができた。６０代に入るとこれも寒く風邪ばかり引くようになり膝に痛みがくるようになった。
それでズボン下をはくようになった。
子どものころや専業主婦をしていて家でパッチをはいていた。今はパッチでなくてズボン下という。今は薄手ではきやすくなったので今はこれを重宝している。
最初はズボン下を仕事にはくのがなんとなく嫌でスパッツをバンツの下にはいていたが周りの女性がズボン下をはいているという声に安心してズボン下をはくようになった。なるほど温かい。
若い４０代はタウンジャケットもコートも着ないでジャケットで仕事の中をまわっていたが４０代後半になるとさすが寒さがこたえてきてジャケットの下に着ていたブラウスの下にババシャツを着るようになった。そしてまだ寒いと感じてやっと半コートを羽織るようになった。
この半コートは阪神大震災でとても役にたった。
６時半前後に大阪の天保山から船に乗って神戸に行く。１月のことで早朝５時前に起きて５時半過ぎの電車を近鉄から乗ってよく天保山によく通った。
夜もバスしかない乗り物、遅れること遅れること、寒さの中で阪神大震災の現場だった。この時、半コートがとても役に立った。
その半コートも色あせて捨ててしまった。
ごわっとしたタウンジャケットが苦手でやっと薄手のタウンジャッケットを見つけて初めてタウンジャケットを着るようになったのが５０歳を過ぎてからだった。それからタウンジャケットは温かいので着るようになった。
しかし長いタウンコートは私の好みでないので買う気になれない。
これはあまり好きでない。
１０代２０代というＯＬ時代の冬のコート、オーバーが定番だった。
当時は仕立て屋さんであつらえていたので長いオーバーを着ていた。
そして夜間の洋裁学校に行きだしてからは自分で厚手のジャケットとスカートを作っていた。パンツを履くなんて当時のファッションの中になかった。
薄いパンテイストッキングで通勤していた。
この姿に母親は体に悪いと言って毛糸のパンツを履かせた。
毛糸のパンツはやはり温かい。ずっとはいていたがこのパンツのいつのまにか捨てている。今はパンツの下にズボン下がはけるので保温ができるようになった。
なんか下着やコートの話になった。
私が過ごした子どものころや高校時代そしてＯＬ時代、まだそんなに物がなかった。母親が手作りするか仕立て屋さんで作ってきていた。大人になって自分で゜作っていた。
器用な人は冬のセーターも自分で編んだ。それで当時は編み機が出て編み物教室に通う人が多かった。私も母親に無理に言われて近くの編み物教室に通ったが３・４ヶ月通ってやめた。なんとか編み方は習ったので家で自分の物や子どものものを編んだが今や街に出ると材料費より安いものがあふれかえっている。
パソコンで仕事をし始めてもまだ原稿作成とメールの送受信程度のことしかできなかった時は時間もあったので手編みのマフラーやカーデンガンを編んだ。気にいって着ていたがだんだん太ってくる体系に合わなくなってきて皆捨てたように思う。
編んだ時間がもったいないが置いておくこともできない。家が手ざまになってくる。今は通信販売でもいいものがあるのでもう編むこともない。
それにパソコンで作業することが多くなったことと体調管理もあってしなくなった。編み物をしだすとつい夜中の２時３時までしてしまう。そのたびに夫に怒られていた。「買えばいい」といつも言われていた。
今はもう夫に怒られるまでにやめている。
体調管理に眼も不自由になり根気もなくなり唯一、パソコンで作業している根気は残っている。そして通信販売などでそんなに高くなくてもいいもが変えるのでそんなことをしなくなった。

時計は８時半過ぎた。
外出の支度です。ではまた夜にでもかきます。