京王電鉄では3月12日にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●平日の京王八王子発6時台に準特急3本を新設、高尾線各停や相模原線通快から接続して速達性を図る。
●平日の橋本発8時台に都営新宿線直通の通勤快速、9時台に急行を1本ずつ増発する。
●新宿口各停の半数を8両編成から10両編成にする。
●調布発0時代の各停京王多摩センター行きを1本増発する。
●土日に都営線内で各駅に停車する高尾線直通急行を2本増発する。
何の偶然か南武線快速デビューと同じタイミングとなった京王のダイヤ改正。お互いまるっきり関係ないみたいだけど。
早朝の準特急は6時12分発から10分ヘッドで3本設定。それに対し、JRの中央特快は6時12分からの2本だけで、6時32分発は快速だから準特急の方が8分も早く新宿に到着することに。
JRとの競合という視点でダイヤを分析してみたけど、本当の狙いは近距離と中距離の分離なわけで。相模原線の通勤快速の利用者を調布で吸収するようだし。ニュースリリースでは府中での緩急結合も掲載してほしかったな。
新宿口はすでに全列車が10連になったかと思っていたけどね。全てを10連にすると優等と共通運用化することができ、ダイヤが乱れた時に整理が楽になると思うのけど。でも府中以西では輸送力過剰になるから、高幡不動で分断するか、相模原線に流す必要が出てきそう。
都営新宿線から高尾線への直通は倍増。地下鉄線内は各駅停車だけど、行楽客には10分の所要時間差は関係ない。この増発により江戸川区・江東区から高尾山方面へのレジャーはさらに便利に。都営新宿線沿線以外にも半蔵門線→東武伊勢崎線方面へアピールしても良さそうなんだけどね。この直通列車を使うことで、北千住、(西)日暮里、新宿乗換が住吉での1回乗換で済むようになるから。でも埼玉県内だったら、武蔵野線を回った方が早いか。
最新の画像もっと見る
最近の「情報(東日本)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事