しーさるの鉄日記

東急2021春改正(東横線、目黒線と乗り入れ先)


東急の2021年3月13日ダイヤ改正、今回は東横線、目黒線と乗り入れ先の各路線に触れてみる。

★東横線、副都心線

東横線では、去年の3月改正で設定されたばかりの唯一の朝の特急の速達化を少し図る。横浜発6時25分が渋谷着6時50分に、26分の湘南新宿ラインより1分早く着いていたのが、2分早く着くようになる。湘南新宿ラインは去年6月に渋谷駅のホームが移動して、ホーム位置のハンデを少し解消する形となったが、渋谷着を繰り上げることでそれを少し取り戻す形となった。相鉄乗り入れ時にこの特急が残るか気になるところだ。

深夜間については、23時53分の急行菊名行と24時26分以降の各停5本(武蔵小杉行3本、元住吉行、菊名行)と急行元住吉行を廃止する。また、23時41分の急行元町・中華街行は48分に繰下げ急行菊名行に短縮、24時03分の急行横浜行は00分に繰り上げ菊名行に短縮する。(元住吉で各停横浜行を追い抜く)23時59分の渋谷始発は、急行と順序を入れ替え3分繰り下げ、武蔵小杉行から菊名行に延長変更となる。07分の元町・中華街行は08分の菊名行に、19分の横浜行は21分の元住吉行に変更となる。

なお、1月20日からの暫定ダイヤでは24時07分の元町・中華街行が横浜行に変更、19分の横浜行が菊名行に変更、31分の武蔵小杉行が最終で、以降の急行1本と各停3本が運休となっていた。元町・中華街行最終は、07分各停→03分急行横浜行乗換→23時48分急行菊名行乗換、横浜行最終は19分各停→07分各停→00分急行菊名行乗換、菊名行最終は37分→19分→8分、武蔵小杉への最終は47分→31分→21分と段階的に20分以上繰り上げられていったことになる。

副都心線については、和光市発24時07分の元住吉行と、新宿三丁目発24時30分の菊名行の運転を取りやめ、最終を12分ほど繰り上げる。これらは1月20日からの暫定ダイヤから運転を見合わせていた。

★目黒線、南北線、都営三田線、埼玉高速線

目黒線は、目黒発24時26分の日吉行最終を24時21分に繰り上げ、武蔵小杉行に短縮変更している。武蔵小杉で接続する東横線は元住吉行なので、日吉へは6分早い24時15分が最終となる。24時30分の日吉行は奥沢行に、24時43分の奥沢行は運転取りやめ、奥沢までは13分繰り上げ、田園調布から元住吉までは9分繰り上げ、日吉は15分繰り上げとなる。

1月20日からの暫定ダイヤでは26分の武蔵小杉行、30分の奥沢行となっていたから、その時に比べると、日吉行最終を2分、武蔵小杉行最終を5分繰り上げた形となる。

一方日吉発は23時44分の目黒行、24時29分の大岡山行、24時45分の奥沢行を廃止している。日吉→奥沢では14分繰り上げだが、奥沢→目黒での終電繰り上げはない。暫定ダイヤでは24時45だけが廃止で、24時29分は奥沢止となっていた。

南北線、埼玉高速線では、目黒発24時02分の浦和美園行を1月20日から運休して、駒込以南で7分、以北で13分繰り上げていたが、今回の改正では目黒発24時00分で復活している。なお、これに接続する都営三田線の新板橋行は運転を取りやめている。逆方向は1月20日の暫定ダイヤで、浦和美園発23時42分の奥沢行が市ヶ谷行、55分の市ヶ谷行が駒込行も短縮、24時06分の駒込行が運休になっていたが、今回の改正では23時39分の目黒行、52分の市ヶ谷行、06分の駒込行と数分の繰り上げはあったものの、ほぼ元に戻っている。

都営三田線では、1月20日の暫定ダイヤで、白金高輪発23時52分の西高島台行が高島平行に、24時00分の高島平行が新板橋行に、24時07分の新板橋行が運休になっていた。このことで終電が7~9分繰り上がっていた。今回の改正では白金高輪発23時52分の高島台行が西高島平行に、24時00分の新板橋行が高島平行に戻ったが、24時07分の新板橋行はそのまま廃止となった。このことで白金高輪→新板橋の最終が9分繰り上がった。西高島平発23時48分の白金高輪行を1月20日から御成門行に短縮していたが、今回の改正では白金高輪行に戻しながらも3分繰り上げている。浦和美園から来る目黒行最終に接続させるためだ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「情報(東日本)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事