今日は房総半島のポッポの丘まで行ってきた。クルマ利用で。オープンして6年経過したポッポの丘、千葉へはクルマでも電車でも何度か行ったのだけど、何故かここは行く機会がなかった。ポッポの丘は、多くの鉄道車両を静態保存しているが、実体は卵を中心に販売している直売所で入場も無料である。入場無料ということで、維持をどうしているか疑問だが、ブログを見る限りだと学生ボランティアの力を借りるなどして、やりくりしているようだ。
家を出たのが10時過ぎだったこと、そのうえ館山の近くまで行ったことで、市原鶴舞インターを降りたのは3時過ぎで閉園まで1時間もなかった。そんな状況で先を急ぎたかったが、ガソリンが足りないため大多喜の町の中で給油した。
上総中川駅の先で左折し、細い道をしばらく走ると、丘のうえに鉄道車両が見えたきた。それを見て坂道を上がろうとしたら、間違えてゴルフ場に入りかけた。急いで切り返して、ポッポの丘に着いたのは閉まる30分前の15時半だった。
園内の駐車場にクルマを停めると、目の前を鉄道車両が囲む。それらは、いすみ鉄道のいすみ204、銚子電鉄のデハ200、久留里線のキハ38、千葉都市モノレール1000形といった千葉県内で活躍した車両、丸ノ内線400形、箱根登山鉄道モハ2形といった首都圏で活躍した車両、北陸鉄道3750形、加能越鉄道デ7000形といった北陸で活躍してきた車両だ。さらに高い丘には、113系や183系、24系客車を連結したDE10が静態保存されてあった。
駐車場周辺にある車両は、産直の卵や鉄道グッズの販売所として車両内部に入ることもできる。キハ38の運転台は営業運転していた頃そのままだ。また、ギャラリーとして絵を展示している車両もあった。特に懐かしさを感じたのは丸ノ内線400形のドア上丸ノ内線路線図、あのタイプの路線図を見るのは何年ぶりになるのだろう。欲を言えば当時のメトロネットワーク路線図もほしかった。ちなみにキハ38には千葉支社路線図が貼ってあった。
駐車場周辺にある私鉄車両は車内に入れるが、高い所にある国鉄車両は立ち入り禁止になっている。整備してから限定で車内に入れる感じになるのだろうか。24系客車を宿泊施設にして、卵料理を提供できるようになればいいのだけど。
直売りでは卵を買わず、銚子電鉄の濡れせんべいを買った。卵は家にいっぱいあるからな。鉄道関係のお菓子といえばい鉄揚げがなかったのが残念、あとで大多喜のスーパーで買えたけど。
時刻は閉まる15分前、構内を蛍の光が流れる中、募金箱に入場料を入れておいた。普通のミュージアム系で入れない車内に無料で入れるというのはすごい。今度はゆっくりと来たいけど、列車だと上総中川駅から2キロ歩くからな。いすみ鉄道の午後のダイヤを見ると、20分ぐらい見物できる時間は確保できそうだけど。
最新の画像もっと見る
最近の「その他日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事