cobady的創作生活

オリジナルで製作したテディベア(ぬいぐるみ)と
教室で誕生した生徒さんの作品をご紹介しています。

スイスの旅 その5 ~バーゼル~

2007-06-19 08:42:02 | 旅行

2007年 6月9日(土)

チューリッヒから西へ60キロほど行ったところにバーゼルという街がある。

サッカー好きの方はもちろんご存知だと思うが、中田浩二の所属するサッカーチームの所在地、あの「バーゼル」である。

フランス、ドイツと国境を接する産業と芸術の街。

街の真ん中にはライン川が流れる。

この日は土曜日で会社がお休みだった従姉妹のダンナさんが車を出してくれた。

駐車場に車を止めて、いざ街を散策。

お天気雨が降ってきたが、幸いすぐに止んでくれた。

こじんまりとまとまった街の雰囲気。

この街の名物、レッケルリというお菓子を買い食いしながら街を歩く。

シナモン味のスパイシー濡れせんべい??

なんとも表現のしようがない微妙な味と食感なのだが、食べだすとくせになって

「やめられない、とまらない」不思議なお菓子。

まずは第一目的地、Puppenhausミュージアムへ。

ここはスイスの大金持ちの女性が集めたテディベアとドールハウスのミュージアム。

ミュージアムを作ってからどんどん買い足していったのだろうけど、

その数たるや・・・・じっくり見て行ったらまる一日かかってしまう。

ベアとドールがい~っぱい。

残念ながら館内は撮影禁止だったので、ホームページから写真を拝借。

雰囲気のあるかわいいドールたち。

こちらは織物屋さん。

ミニチュアの世界がすさまじい!!その繊細さには絶句。

おもちゃ屋さん。写真ではよく分からないなあ。

目を皿のようにして顔をガラスケースにくっつけて見るのが

ドールハウスの醍醐味。

自転車屋さん。雑然とした雰囲気が出ている。

くまの学校。かわいらし~い。

4階建ての建物にこれでもか!!というほどたくさんの作品が詰まっている。

ここまでの規模だとは思ってもみなかった。

素晴らしい!!

とても刺激を受けたし、勉強になった。

さて、気がつくととっくにお昼を過ぎており、良さそげなレストランで昼食。

そして、午後からは市立美術館へ。

ピカソ、ゴッホ、シャガール、ルノワール、マネ、ロダンなどなど、

大巨匠の作品がさりげなく並んでいる。

こちらもびっくりするくらい広くて、半日で見るのは厳しい。

もったいないけれど、さっさと急ぎ足で偉大な作品の前を通り過ぎる。

ヨーロッパの美術館はやはり日本とは規模が違うのだ。

美術館を出るともう夕方。とは言ってもまだまだ明るい。

ライン川に渡し舟があったので、乗ってみることにした。

ライン川の流れは速く、舟は流されないように岸に渡されたケーブルに固定されて進む。

このライン川で面白いものを見た。

水に浮くプラスチックケースを抱えて川を流されていく水着のカップル。

こちらではよく見る光景らしい。

プラスチックケースの中には服やら財布やらが入っていて、

流れ着いた先で着替えてバスや電車で家に帰るのだという。

・・・楽しそう・・・

他にも真っ裸で池や川で泳ぐ人、更衣室があるのにその辺で着替えちゃう人など、スイスの人々はけっこう自由人。

ライン川沿いにしばらく散歩を楽しんで、5日目終了。

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スイスの旅 その4 ~サンタ・マリア~

2007-06-18 11:06:50 | 旅行

2007年 6月8日(金)

ミュスタイアの辺りはハイキングコースがあって、

車の道路をはずれて景色を楽しみながら散歩を楽しめる。

前日にハイキングマップをゲットしていた私達はチェックアウトを済ませた後、

荷物をホテルに預けてサンタ・マリアという隣村へと歩き始めた。

目的地まではバスで2駅。

ゆっくり景色を楽しみながら歩いても1時間ほどの距離だ。

雪解け水が流れる濁流。冷たそう!!

花、花、花。

この時期、たくさんの花が咲き乱れる草原は本当に美しい。

朝露に靴を濡らしながら、歩く、歩く。

まさにお花畑。色とりどりの名前も知らない花たち。

日本ではあり得ないこの光景に感動しっぱなし!!

ちなみにサンタ・マリアの標高は1375m。

平地にいる時よりもほんの少し息切れする感じがある。

空気はとても澄んでいてすがすがしく、心が洗われる感じがした。

これがサンタ・マリアの村。

ひときわ高く伸びる教会の塔がスイスっぽい。

サンタ・マリアの郵便局近くに「TESSANDA」という手織りのお店がある。

手芸好きの従姉妹と私はこのお店を旅の楽しみにしていたのだ。

http://www.tessanda.ch/ ←興味がある方は見てみて下さい。

1階が店舗スペースで、美しい手織りの布やかばん、ネクタイやジャケット、

布雑貨などが並んでいる。

正直かなりお高いが、ものすごく凝った模様のしっかりした織物で、

織る手間と時間とデザインの美しさを考慮するとその値段も納得。

ここでは10日間の織物体験コースみたいなものもやっているそうなので、

織を志す方、たっぷり時間のある方は是非どうぞ。

2階は実際に機を織るスペース。若い女性が多い。

織り機は大きくて複雑。種類の違うものが何台も並んでいた。

壁の棚には一面にカラフルな毛糸と糸が並んでいる。

これはジャケットなど分厚い布を織るための毛糸。(だと思う)

私なんかはこの部屋で糸に囲まれているだけで幸せな気分になれる。

木のぬくもりとカラフルな糸、バッタンバッタンと機を織る音。

いいなあ。

「こんなとこ一生に一度しか来れないかもしれないぞ!!」

ということで、布やら雑貨やらカバンやら、たくさん買い込んで店を後にしたのだった。

さて、帰りは来た時とは別のコースを通ってミュスタイアのホテルまで戻る。

老夫婦が庭のベンチで仲良く日向ぼっこをしている光景が微笑ましい。

スイスの人たちは日々の生活を、日光を、草花を、とても上手に楽しんでいる。

スイス流かかし(?)

スプーンの手にじょうごの帽子が面白かわいい。

ホテルまで戻るとちょうどお昼だったので、ホテルのレストランで昼食。

イタリア国境近くなのでパスタがおいしいかなあ、と期待していたのだが、

前日の夜食べたスパゲッティはゆですぎであまり口に合わなかった。

こちらのラビオリはまあまあいけた。

なにぶん田舎町、当たり外れもある。

預けていた荷物を受け取り、バスに乗り込んでミュスタイア・サンタマリアを後にした。

4日目、旅の半分が終了。

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スイスの旅 その3 ~ミュスタイア~

2007-06-17 13:06:11 | 旅行

2007年6月7日(木)

スイスの東の端、イタリアとの国境近くに、ミュスタイアという小さな村がある。

この村の聖ヨハネ・ベネディクト会修道院は世界遺産にも登録されており、

その壁に残されたフレスコ画「最後の審判」は、現存する世界最古の作品と言われている。

今回の旅行のメインイベントはこのミュスタイアへの一泊旅行だった。

電車を乗り継いで5時間弱の長距離移動。

あいにくの曇り空ではあったが、途中の乗り換え駅からは雪山も見えた。

チョコレートをパリパリ食べながらの電車の旅。

スイスと言えばチョコレート。やはり美味しい。

スイス人の1人あたりのチョコレート消費量は世界一だそうだ。

ツェルネッツという駅からは郵便バスに乗り換え、目的地を目指す。

けっこうな山道で、道の片側は崖っぷち。

はるか下の方に小さく川が流れているのが見える。

まさに「秘境」という言葉がぴったりの場所。

途中に点在する村は、村によって建物の装飾が違っていてとても美しかった。

 ←滞在したホテル。

この辺りはかわいらしいホテルがたくさん立ち並んでいる。

オーストリアやイタリアからバイクでツーリングに訪れる人たちがたくさんいた。

ホテルの階段の踊り場にはアンティークの家具が飾られていて、

「かわいい~!!」「おしゃれ~!!」「持って帰りたい~!!」を連発。

そう言えばスイス滞在中に何度「かわいい」と叫んだことだろう。

本当にかわいいものだらけの国なのだ。

ミュスタイアは山に囲まれた谷間の村。

牛が首につけているカウベルのカランカランという音が遠くからもよく聞こえる。

ホテルの窓からも牛さんが見えた。

そしてこれが聖ヨハネ・ベネディクト会修道院。

今でもここで修道女たちが祈りを捧げながら生活している。

ガイド付きで中を案内してもらった。

修道院の中は異常なくらいにひんやりしていた。

ここではるか昔から修道士・修道女たちが寒さに震えながら敬虔にストイックに生活をしてきたのだ。

とは言っても残念ながら英語のガイドはなく、ドイツ語。

一言も分からない・・・・。

ちなみにミュスタイアの辺りはイタリア語圏。

スイスは地域によってドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語圏に分かれている。

同じ国内で言葉が全然違うって不思議だ。

電車内のアナウンスも、ある駅を堺に言葉が変わるらしい。

話がそれたが、修道院のガイドの最後が教会のフレスコ画であった。

高い壁の全面に描かれたフレスコ画。

想像していた以上に色彩は鮮やかで、想像していた以上にその絵は

おどろおどろしかった。

修道院の中にある絵や像もそうなのだが、美しいというよりは残酷で心が痛むものが多い。

冬の極寒の修道院での泣きたいような祈りがここには滲みついている気がした。

 ←雲が晴れた

そこらのレストランであまりおいしいとは言えないパスタを頂き、

コーヒーリキュールにクリームをのせたデザート(これはおいしかった)を

楽しんで、3日目終了。

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スイスの旅 その2 ~チューリッヒ~

2007-06-16 09:36:17 | 旅行

2007年6月6日(水)


スイス到着翌日のこの日、まずは滞在させてもらった従姉妹のおうちの近所をお散歩。



スイスの朝。ちょっとした丘からの眺め。


写真のように、小さな村が広大な大地にちょこんちょこんと点在している。



麦畑。今の季節は麦ととうもろこし、ビート畑が多かった。


緑が本当に美しい。



途中で通りかかった家の庭があんまりかわいかったので思わずパチリ。


スイスの醍醐味は散歩だと言っても過言ではない。


空気はきれいだし、景色は素晴らしいし、建物はかわいいし、飽きることがない。


今回の旅でも、本当によく歩いた。


 


散歩から帰った後は、チューリッヒの街を探索。


チューリッヒは銀行と保険会社が集まる、いわゆる都会。


たくさんの会社と店が立ち並び、活気がある。


この日はたまたま駅の構内に市がたっていた。



花、野菜、ソーセージ、サンドイッチ、お菓子などなど、誘惑がいっぱい。



あまりにもおいしそうだったので、オリーブとソーセージを購入してお土産にした。



これがチューリッヒ中央駅前。


トラムがたくさん行き来していて便利。


ちなみにスイスでは、駅に改札というものがないし、トラムでも切符を見せるシステムがない。


無賃乗車をしようと思えば簡単に出来てしまうのだ。


ただし、見つかったら高い罰金を払わされ、ブラックリストに載るらしい。


交通の料金は日本よりもかなり高いのだが、みんなきちんと払っているようだ。


 ←建物はまさにヨーロッパ。


さて、買い物をしたり教会を見学したりしているとあっという間に夕方。


仕事が終わった従姉妹のダンナさんと合流して夕食を食べることに。


中世の武器庫を改造した人気のお店に連れて行ってもらった。



チューリッヒはドイツに近いので、ソーセージが美味しくて種類も豊富。


付け合せはハッシュドポテトのようなもので、これもおいしかった。


ただ、フォークが大きいので分かりにくいけれど、このソーセージもポテトも実は超ビッグサイズ。


この量を完食するのはけっこうきつかった~。


ポテトというやつは、けっこうお腹にくるものなのだ。


 


夕食の後は夜景の見える山の上まで連れて行ってもらった。


あれ?こんなところにシシガミさまが!!


山の上のホテルで夜景を眺めながらのんびりとお茶を飲んで


2日目終了。

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スイスの旅 その1 ~旅立ち~

2007-06-15 11:09:04 | 旅行

2007年6月5日(火)


旅立ちの朝。


いつもより少し早起きして、ボストンバッグを肩にかついで家を出る。


6時半ちょっと前。


こんなに早く外に出たのは久しぶりで、ぴりっとした朝の空気に


わくわく感がつのる。


8日間のスイス旅行の始まり。


今回の旅行は妹と2人でスイスに住む従姉妹夫妻のお宅を訪ね、


従姉妹と一緒にあちこちスイスを周るという趣旨。


従姉妹が結婚してスイスに移住してからというもの、


いつかは行ってみたいと思っていたのが実現したのだ。


 


妹と大阪駅で合流して、空港バスで関西国際空港へ。


飛行機は大韓航空を利用。


(乗継時間と価格を考え合わせると一番お得だった。)


まず、KE722便で関空から仁川国際空港(ソウル)へ。


実は昨年もだいたいこのくらいの時期にソウルへ行ったので、


あまり違和感はない。


でも飛行機の座席に着いて、あらびっくり。



前の座席の背もたれ部分、つまり各自の目の前に、こんなモニターが。


モニターにタッチすると、各自好きなビデオや映画を選んで見られたり、


なんとゲームまで出来ちゃうのだ。


正直ゲームは操作性がイマイチなのと画面の距離が近いのとで


酔いそうになるのであまりよろしくなかったけれど、


短編アニメやちょっとしたムービーなんかを見ているとあっという間に


時間が過ぎていく。


ただ・・・このモニター、関空・ソウル間の便には往復共に付いていたけど


ソウル・チューリッヒ間の飛行機には付いていなかったのだ。


しかも、関空・ソウル間は時間が短いからか(2時間弱)、


ヘッドホンが配られなかった。


う~む・・・どうなんだ?それは。



機内食(朝食)のお寿司。


実は関空での待ち時間にサンドイッチを食べていたのだけど、


機内食は別腹。ぺろりと完食。


そうこうしているとあっという間にソウルへ到着。


飛行機をKE917便に乗り換えていよいよチューリッヒへ。


12時間弱の長旅だ。


パズル本を片手にいざ搭乗したのはよいが、何故か全員降ろされる。


何かトラブルがあったらしいのだが、ろくに説明もなく、


結局何だったのか分からずじまいだった。


ちょっと珍しい体験。



昼食はビビンバ、わかめスープ、漬物、デザート。


左手前がご飯で、真ん中の具材と混ぜ混ぜして食べる。


チューブ入りコチュジャンがかわいい。


これはかなりおいしかった。


妹は「ビビンバにしますか?ビーフン?」と片言の日本語で聞かれて


「ビーフン」と答えたら牛肉が出て来た。


「ビーフ」だったのね・・・。



夕食はチキンorフィッシュ。


これはチキンの方。


味は・・・普通。


とまあ、食べて寝てパズルして寝て食べて寝たらそこはチューリッヒ!!


飛行機から見える景色は、まさにスイス!!


北海道の富良野や美瑛のような緑のパッチワークの丘に、


朱色の三角屋根と白い壁のかわいらしい家が集まった村。


飛行機から見るとそれはかわいいおもちゃのミニチュアみたいで、


思わずわあっと声をあげてしまった。


飛行機を降りると空港に従姉妹が迎えに来てくれていて、


お義父さんの車で従姉妹のお宅へ。


車中から見える建物のかわいらしさ、ガーデニングの素晴らしさ、


そして緑の大地の美しさに感動!!



20分ほどで到着した従姉妹のおうち。


ちょっと写真ではわかりにくいのだけど、6軒の家族が住んでいる


アパートみたいな建物。


3階4階がメゾネットになっていて、そこが従姉妹夫妻の住まい。


とにかく広い!!そしてセンスが良い!!


さすがヨーロッパ!!



窓から見た風景。


この日はベランダで緑の風に吹かれながら軽い夕食を頂いた。


今の時期、スイスでは日が長く、21時を過ぎてもまだ明るい。


一日をいっぱいいっぱい楽しめるのだ。


あ~、幸せ。

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お知らせ

2007-06-03 11:12:20 | ある日の出来事

突然ですが・・・

6月5日(火)から13日(水)まで、スイスへ行ってまいります。

1年ぶりの海外です。

楽しみだ~!!

 

ブログ、ホームページの更新、オーダー、メールのお返事など、

その間すべてお休みさせて頂くことになりますので、

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

 

帰って来たらスイス体験談みたいなものをちょこっと書こうかと思うので、

またお付き合いくださいませ~。

 

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Gold

2007-06-02 10:49:53 | テディベア

金色のクラッシュモヘア(シュルテ社)のくまちゃんです。

身長17.5cm、座高13cm。

手の平・足の裏はキラキラ光沢のあるミニチュアファーを使用。

中身は化繊綿とペレットで、目はプラスチックです。

ボディの綿はゆるく詰めてあるので柔らか。

ちょっと下向き加減のふくよかな子。

恥ずかしがり屋さんなの。

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