りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

Grand Tourismo

2024-12-09 01:55:56 |  日 記 
よく目にするけど、全然意味のわかっていない言葉というのは、山ほどあるもので。
例えばクルマについている名前というか、ある種の定義などは、よくよく考えると意味不明なところさえある(*‘ω‘ *)
あるいは全然しっくりこないとか(^o^;)
個人的に日産の「ハイウェイスター」という言葉に、強く違和感を覚える。グレードの定義のひとつである、くらいのことは理解しているつもり。グレードを位置づける名称であるわけなので、言葉そのものの意味というよりは、具体的に対応する装備なり、機能なりが大事なのは理解はできる。
あえて言うのだけど、対象であるクルマのことごとくが、「ハイウェイ」とはなんだか縁遠く感じてしまう見た目をしていることに、なんというか、どうにも気になってしまうものでして(^ω^ゞ
その上、「スター」って、どういうこと(*‘ω‘ *)?
とか、長らく思い続けている。
「ハイウェイスター」という語感が現代的にどう響くかは別にして、言葉が直接に思い起こさせるあれやこれやと、現実に走りまくっている「ハイウェイスター」とのイメージのギャップが拭い難くあることを、素直な感想として提出しておきたい(^o^;)

意味不明だけど、なんかわくわくするっていう言葉もある。
僕の中では、「グラン・ツーリスモ」がそれ(≧∇≦)b
一般に「GT」と呼ばれるアレである(*‘ω‘ *)
よくわからんのだが、なんか「いい感じ」がするのである(*‘ω‘ *)♪
ただ、「GT」という言葉も、巷に溢れているというか、すでにありふれてしまっている。
あらためて調べることなどもせずに、なんとなく「いい感じ」のまま定位していたわけだが。
「あ!それって、結構、ヨーロッパの伝統的な慣習っていうか、貴族的な由来があるんですよ。」
という話を聞かせてもらうことがあって。
長らく曖昧なままだった「いい感じ」について、なにがしかの感触を得ることがあった。
М氏曰く、
「イギリスだったかな?貴族の子弟がヨーロッパを廻って経験を積むというような。。。いわゆる自己研鑽の旅って言うか。それをGrand Tourって言ったらしいです。わりと古くて、17世紀あたりから始まったことらしいんですけど。」

日本ではGrand Tourismoというイタリア語で認識されているが、なぜにイギリス貴族の子弟のヨーロッパ旅行がイタリア語に化けたか?と言えば、旅の目的地としてイタリアがメジャーだったことはその理由にはなりそう。
ヨーロッパ周遊と言っても、さらっと廻るというものではなくて、大がかりに、何ヶ月も、時には何年もかけて旅することもあったそうだから、そうした大旅行に耐えうる性能を持った馬車を、いわゆる「Grand Tourismo」とした。

なんとΣ(゚∀゚ノ)ノ
Grand Tourismoにそんな由来があったとはΣ(゚∀゚ノ)ノ
なんとなく「いい感じ」という雰囲気を感じ取っていたことだけは、まぁ、当たってたっていうことかしらね(^ω^ゞ
そうしたリッチで優雅な「自己研鑽の旅」を現代の「GT」が体現しているか?と言えば、これはまた別の話になるのだろうけど(^o^;)
すると、アレだな。
「ハイウェイスター」だって、実はめちゃくちゃロックな雰囲気の呼称ということで、良いのかもしれませんな( ・ิω・ิ)b

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