第22回グロースセミナー～私の4泊5日間～チームキャプテン・ミチヨ②

1日目、羽田発８：００の帯広空港行きに乗って出発！



帯広空港に着くと農村自然公園に向かいます。
まずやることはチーム決めをしましす。

東京では東京チームを作って本番のための準備。　
北海道は北海道チームを作ります。
この4泊5日をずっと一緒に過ごしていくチームになります。

実は私はこのチーム決めがこの5日間の中で
特に大切な時間で大事にしたいとおもっています。
私がリーダーの時はこの時間が一番緊張したのを覚えてます。
でも出来あがった時の達成感もすごく感じたなぁ～!(^^)!　）



時間を１５分と決めていよいよチーム決めスタートです！
まずリーダーがどんなチームにしたいか宣言し、
子どもたちは自分が一緒にやってきたいリーダーのところに並ぶのですが、
男女、学年、経験者、初心者などバランスも考えて作っていきます。

誰かが動いてくれるだろうと思っていたり、
黙っていてもチームはいつになっても出来あがらないのです。
自分がどうしたいのかみんなに伝えていかないと前に進んでいかないですし、
なにより、そこにいる全員が決めた時間内に作り出すんだ！

と決めないと。　　
決める！ということをしないと自分が作りたいチームは作れないんです。



そして、バランスを考えていたら皆が固まってしまって時間ばかりが過ぎていくなかで、
今年（中３）でラストイヤーとなるタケが

「もう一度、いきたいリーダーのところに行こう」と言って仕切り直しをしました。

そしたら、多少のアンバランスさはあったもののほぼ出来上がり、
最後の調整をしてチーム完成となりました。

時間も決めた１５分以内に出来ました。


次にやることはイントラ決めです。
イントラが前に立ち、
チームで決めたイントラのところに握手を求めてきます。（まさに、告白タイムです）

いくつかのチームが同じイントラのところに行った場合はイントラが選びます。
そこで、私のところに来てくれたのは…タケのチームでした！

昨年も一昨年も私を選んでくれて握手を求めらえたのですが、
ニ年も振り続けてしまっていたので三年越しでやっと同じチームになれたのです。
（チームで決めるので私を選んでくれたことが
　　すごい確率なんですよね（涙）　嬉しかったなぁ）


タケとは３年前に出会いました。
その時のタケは、でも！　だって！　が口癖で、すぐいじけたりひねくれたり…

でも昨年のリーダートレーニングの経験から今年は　「カッコイイ！」の一言です。

チームの中では、言葉が多いほうではないんだけど
チーム一人ひとりの事を考え、全体のバランスをみて
今自分は何をすべきなのか考えてチームを引っ張ってくれてました。

山登りの時は山道を知ってるからこそ
スピード配分や休憩のタイミング、
マウンテンバイクでは登り下りによってギア変更をするタイミングを
皆に伝えながらも砂利道では初参加のNちゃんの側で
ずっと声をかけていました。


さらにタケはリーダーチームのリーダーでもあります。　　
ミツキ、ヒマワリ、ジンヤの初リーダー３人に今までの自分の経験や、
リーダートレーニングで学んだことをこの３人に伝えたいという想い
からリーダー達だけでミーティングをして沢山アドバイスをしていました。


タケはこう話したそうです…　　
「一日を終えてリーダーとしての自分を振り返ってみたときに、
こんなところが出来なかった…　ここをもっとこうしてれば良かった…
と反省をするのではなくて、
やって良かったことを話していったほうがいい！　　
チームの誰よりもリーダーが楽しまないと。」

さらに、
「その日一日を自分はどんなことをやっていきたいか目標を決めて行動したほうがいい」　
「そして、リーダーチームとして団結することが大切なんだ！」

と言ってリートレでやった実習のことを話していたそうです。

この話を聞いたリーダー達は
「タケから深いい話を聴いた～(^O^)／」
と目を輝かせて話してくれました。


私はタケの今年のグロースにかける想いや本気を
強く強く感じ、聴いていて胸が熱くなりました。

私もリーダーをやっていた２１年前にも
明日をどうしていきたいか？どうやっていきたいか？
と押し入れ（リーダー部屋）に入って話していたことを思い出させてくれました。　


こうして、タケから学んだことを次のリーダーが受け継ぎ、
そのまた次のリーダーに受け継がれていくんですね…

これって、すごいことだし素敵なこと。　　
私ももう一度でいいからリーダーやりたいなぁ～^^;って本気で思います。


そして、タケはキャンプファイヤーの承認式の挨拶で、
「今まで自分で学んだ事をヒマワリ、ジンヤに伝えていこうと、
今年一緒に来れなかった仲間の分まで頑張ろうと思ってやりました。」

と話してくれました。　　　
あの場にいたみんなが涙なしでは聴いていられませんでした。


タケ、本当にカッコよかったよ★　
最高なグロースを創ったね。　
来年はイントラとして一緒にやろう！