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100年後の人間作り!親子のアートセラピー「子ども未来研究所」の活動、アートセラピスト達の活躍を紹介します

スキー隊長・ゆうちょの冬グロ1

2012年02月10日 | 野外活動
こんにちは、ゆうちょです。

私にとって冬のグロースセミナー参加は今回で6回目。

初めて参加した時には、
子どもたちの中にある力の大きさに気づかされ
圧倒されるような思いがしたのを覚えています。

私は中3の時から「子ども」という存在にひかれ
以来ずっと、
子どもに関わることをテーマにして過ごしてきました。



大学を卒業してかかわった野外教育団体で、
スキーを子どもたちに教える機会を得ました。

その時出会ったのが、スピードをコントロールせずに
暴走気味で下りてくる3年生。
「ゆうちょ~!とめて~!」
と叫びながら、かっ飛んできます。

「誰の体だ!自分の体だろーっ!自分で止めろーっ!」

私には技術的にも、筋力的にもその子が止まれる確信がありました。
なのになぜ…

「自分ができるってこと、なんで信じないんだよ!!」

私にどやされてびっくりしたのかピタッと止まれたその子に、
私は叫んでいました。

同時に、そのことを自分にも言っているような気がしました。

そして感じたのが、
スキーには人生が詰まっている!ということ。

滑り方、スピードや斜面に対する感じ方、対応の仕方…、
すべてがその人を映し出しています。
「行きたい方向に体を向ける」
「体が後ろに引けてると、うまくコントロールできない」

この出来事があってから、
スキーでの学びは人生の学びにつながるようになりました。

グロースでは、子どもたちが自分で決め、自分で行動し、
自分で結果を創り出していきます。

きらきらと輝くその力を目の当たりにして、
毎回、新鮮な気持ちで、
子どもたちに対して尊敬の念を抱かせられます。

スキーに取り組む姿勢にも、
もちろん、その力は惜しげなく表現されています。

私にとってグロースは
自分と向き合い、子どもとかかわっていくうえでの、
重心を取り戻させてくれるもの。

そしてグロースとは…
言葉にするのは難しいけれど、
『自分の中のきらきらを見つけて、表現して、認める場所』だと思います。

それを通して「自分、よしっ!」って思うことが、
前に進む力になると信じています。

現地実習の報告へ続きます

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