こわれかけのしばのメガネ２

てっせい（小4）

 

いよいよぼくたちのぼうけんが始まった。

日はどんどんくれていく

 

く：「はやく行こう」

 

し：「そうだね、はやく行こう。でも森のまほうのとき方も考えなくちゃ。」

 

く：「それもそうだね。」

 

し：「あっ!!看板に前へ進めと書いてある。」

 

く：「でも、その先は洞くつだよ。どうしよう。」

 

し：「大丈夫、手をつないで行けば。」

 

く：「お、何かが聞こえるぞ。」

 

？：「しばーしばー。」

 

小さな声が洞くつのおくから聞こえてきた。

 

く：「もしかしてこれも、森のまほうのひとつ？」

 

し：「そうかもしれないね。」

 

く：「前へ進もう。この先に何があるんだろう。ちょっとこわいけど、楽しみだね。」

・・・・・・・

し：「あれ、くまさんはどこに行ったんだ。くまさーん　くまさーん…」

 

とうとう、しばとくまははぐれてしまいました。

これから、ぼくたちは、いったいどうなってしまうのだろう。

 

3人目につづく