8月1日(火)は、ゼリーのお葬式でした。
Googleマップによると、現地までの片道所要時間は1時間40分。長めに見積もって2時間。
一方、モルさんは昨日の夜から抗生剤の投与が始まっています。
朝、モルさんの足湯、消毒、投薬、お野菜献上をし終えたらもう10時くらいになっていました。
洗濯をしないと、モルの敷物の替えがないので急いで洗濯をかけ・・・
モルさんのお野菜の下準備(あとは、盛り合わせるだけ)に加え、ゼリーにも持っていきたいと思ったので、平パセリの束の処理をして若い(?)部分を残しておいた。この「若い部分」は非常に腐りやすいので処理時のお野菜盛り合わせに入れたところ評判が良かったのです。
ゼリーのため、お野菜の盛り合わせ(材料:Batavia、赤パプリカ、トマト、平パセリの若いもの、キュウリ、アンディーブ)を作り、新鮮な牧草をジップロックの袋に入れ、ペレットミックスと乾燥タンポポの葉っぱ、そしてゼリーが好きでよく食べていた敷材などを用意しました。
道に迷うこともほとんどなく、到着しました。
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受付はこんな感じです
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最初に控室に通されて、名前、そしてペットの名前を確認されました。
そして、足形を希望するかと聞かれました。足形は粘土でとるとのこと。30ユーロとのこと、そんなに高くないしどうしようかと迷いましたが、受付してくれた男性が「自分が足形を取る作業をするのですが、正直小動物の場合はうまく取れないことがほとんどです。犬なら大丈夫、ネコでもちょっと苦戦する、ウサギになると失敗する可能性が高いが、モルモットはそれ以上に小さいから、失敗する可能性が高い。失敗しても30ユーロは請求されてしまう」とのこと。私はインクで足形を取っていたので、それを娘が伝えた所「それがあるなら、やる必要はないと思います」とのことで、足形は取らないという事になりました。
「今からゼリーに会いますか」と聞かれました。
こうそんの時と同じ部屋に通されましたが、今回はドアに「ZELIE」○○家と、私の苗字が書かれた紙が貼ってありました。
部屋の中に入ると・・・
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ベージュのカーテンの前に、ゼリーの棺(段ボール製)が置かれていました。
ペットシーツが全面に敷かれており、そこにゼリーが眠るように横たわっていました。頭の所には、ペットシーツを折って枕にしてくれてありました。
横には、電気のキャンドル、そしてよくできた造花が飾られていました。
ゼリーのお遺体はとてもきれいで、いつの間にか目も閉じており、眠っているようでした。
娘も、私も体を撫でましたが、生きている時と毛並みの感触が同じで、とても気持ちが良かったです。
お顔の、ベージュの部分も撫でました。
ゼリーに向けて書いたお手紙は、泣けてきて声に出して読むことができませんでしたので、棺の所に飾りました。
部屋の様子を録画したり、最後の写真を撮って、またなでたりしながらゼリー、ありがとうと言っていたところ、火葬の時間になりました。お遺体とはお別れで、控室に行きます。
私たちが希望したので、控室のモニターがオンになっていました。
遠目ですが、ゼリーが入った棺が置かれています。ゼリーの姿がモニターから見えるよう、棺の一辺が平らになっています。私が置いたお野菜(レタスを少し、endive半分、平パセリ、キュウリ)も見えました。
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これを、火葬担当の男性がまず棺を組み立て、そしてふたをします。
棺を炉に入れると、火が起こり、そして炉の扉が閉ざされ、そしてモニターがオフになりました。
もう、あの可愛いベージュの顔、右はピンク、左は黒の色違いの耳、大きな目、フクフクのほっぺ、とてもきれいな毛皮が存在しなくなってしまうと思ったら泣けてきて、呼吸困難気味になりました。
数分後に、そういえばこうそんの時には外に出て、煙突から上がる煙を見たと思いだし、外に出ました。
残念なことに、人間が乗ったままで注射している車がいたので、あまり長居できなかったのですが、そろそろ煙が出てくるころだと思って待っていました。
が、一向に出てきません。蒸気?のような熱気が上がっているのは見えたのですが、曇り空だったので煙までは見えないのか?と思い、5分くらい待った後で控室に戻りました。
しばらくしたら係の男性が来て、飲み物を勧めてくれたのでいただくことにしました。パイナップルジュースをいただきました。飲み物だけかと思ったらお菓子も出してもらえました。
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控室には、参列した家族が動物に向けてのメッセージを書くことができるノートが置いてあります。
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ゼリーにメッセージを書きました。
娘が、以前のノートを見たところ、なんと、2019年7月のこうそんの時のメッセージがちゃんと残っていました!
ちゃんと残っていて嬉しかったです。
ゼリーへのメッセージと並べて、写真に収めました。
お遺灰は、特に入れ物を希望しなければ、ビニールのバッグに入れてそれを紙製の筒に入れてくれるようなのですが、こうそんの時と同様、ちゃんと入れてもらうことにしました。
色々悩みましたが、最終的には気持ちよかったゼリーのお背中を思い出させる感触、そしてモッツァレラチーズのようなお尻を思い出させる陶器の入れ物にしました(フランス製・手作り?)
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下部分が開いていて、大きなコルクで栓をします。栓を開けてもらったところ、ゼリーのお遺灰がタップリ(変な言い方ですが)入っていました。
そして、お遺灰の一部だけは小さな入れ物に入れてもらうことにしました。ハート形になった木製の入れ物で、開けると片側には写真を入れられ、もう片側には小さなビンに入ったお遺灰を見ることができます。この入れ物は、ゼリーのベージュの顔を思い出させるもので、ひと目見て気に入ったものです。
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(台の上部中央のもの)
そして帰宅になりますが、その時には煙突から煙が上がっていました(ほかの子の火葬)。
煙はグレーなので曇り空でも見える。
でも、ゼリーの時は見えなかった。もしかしたらもう少し待つべきだったのかもしれませんが、こうそんの時はそれほど待たずして出てきた記憶があります。
モニターにゼリーの棺が映っていた時に、娘が「哲学の授業で、先生が『誰かを好きになるというのは、その人の魂を好きになることだ。だから、肉体が滅びても気持ちは残る』という話をしていた。私たちも、ゼリーの毛皮とかお顔とかも好きだったけれど、ゼリーの魂が好きだった。ゼリーの魂は今でも私たちと一緒にいるのだから、本当は悲しむ必要はないね」と言っていました。
本当にその通りです(が、呼吸困難を起こしかけたのでまだまだ未熟です)。
ゼリー、2020年9月27日に我が家に来てから、2023年7月1日に旅立つまでの2年10カ月間、楽しくて優しい時間をありがとう。
ずっとずっと忘れないよ。
ありがとう。
Googleマップによると、現地までの片道所要時間は1時間40分。長めに見積もって2時間。
一方、モルさんは昨日の夜から抗生剤の投与が始まっています。
朝、モルさんの足湯、消毒、投薬、お野菜献上をし終えたらもう10時くらいになっていました。
洗濯をしないと、モルの敷物の替えがないので急いで洗濯をかけ・・・
モルさんのお野菜の下準備(あとは、盛り合わせるだけ)に加え、ゼリーにも持っていきたいと思ったので、平パセリの束の処理をして若い(?)部分を残しておいた。この「若い部分」は非常に腐りやすいので処理時のお野菜盛り合わせに入れたところ評判が良かったのです。
ゼリーのため、お野菜の盛り合わせ(材料:Batavia、赤パプリカ、トマト、平パセリの若いもの、キュウリ、アンディーブ)を作り、新鮮な牧草をジップロックの袋に入れ、ペレットミックスと乾燥タンポポの葉っぱ、そしてゼリーが好きでよく食べていた敷材などを用意しました。
道に迷うこともほとんどなく、到着しました。
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受付はこんな感じです
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最初に控室に通されて、名前、そしてペットの名前を確認されました。
そして、足形を希望するかと聞かれました。足形は粘土でとるとのこと。30ユーロとのこと、そんなに高くないしどうしようかと迷いましたが、受付してくれた男性が「自分が足形を取る作業をするのですが、正直小動物の場合はうまく取れないことがほとんどです。犬なら大丈夫、ネコでもちょっと苦戦する、ウサギになると失敗する可能性が高いが、モルモットはそれ以上に小さいから、失敗する可能性が高い。失敗しても30ユーロは請求されてしまう」とのこと。私はインクで足形を取っていたので、それを娘が伝えた所「それがあるなら、やる必要はないと思います」とのことで、足形は取らないという事になりました。
「今からゼリーに会いますか」と聞かれました。
こうそんの時と同じ部屋に通されましたが、今回はドアに「ZELIE」○○家と、私の苗字が書かれた紙が貼ってありました。
部屋の中に入ると・・・
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ベージュのカーテンの前に、ゼリーの棺(段ボール製)が置かれていました。
ペットシーツが全面に敷かれており、そこにゼリーが眠るように横たわっていました。頭の所には、ペットシーツを折って枕にしてくれてありました。
横には、電気のキャンドル、そしてよくできた造花が飾られていました。
ゼリーのお遺体はとてもきれいで、いつの間にか目も閉じており、眠っているようでした。
娘も、私も体を撫でましたが、生きている時と毛並みの感触が同じで、とても気持ちが良かったです。
お顔の、ベージュの部分も撫でました。
ゼリーに向けて書いたお手紙は、泣けてきて声に出して読むことができませんでしたので、棺の所に飾りました。
部屋の様子を録画したり、最後の写真を撮って、またなでたりしながらゼリー、ありがとうと言っていたところ、火葬の時間になりました。お遺体とはお別れで、控室に行きます。
私たちが希望したので、控室のモニターがオンになっていました。
遠目ですが、ゼリーが入った棺が置かれています。ゼリーの姿がモニターから見えるよう、棺の一辺が平らになっています。私が置いたお野菜(レタスを少し、endive半分、平パセリ、キュウリ)も見えました。
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これを、火葬担当の男性がまず棺を組み立て、そしてふたをします。
棺を炉に入れると、火が起こり、そして炉の扉が閉ざされ、そしてモニターがオフになりました。
もう、あの可愛いベージュの顔、右はピンク、左は黒の色違いの耳、大きな目、フクフクのほっぺ、とてもきれいな毛皮が存在しなくなってしまうと思ったら泣けてきて、呼吸困難気味になりました。
数分後に、そういえばこうそんの時には外に出て、煙突から上がる煙を見たと思いだし、外に出ました。
残念なことに、人間が乗ったままで注射している車がいたので、あまり長居できなかったのですが、そろそろ煙が出てくるころだと思って待っていました。
が、一向に出てきません。蒸気?のような熱気が上がっているのは見えたのですが、曇り空だったので煙までは見えないのか?と思い、5分くらい待った後で控室に戻りました。
しばらくしたら係の男性が来て、飲み物を勧めてくれたのでいただくことにしました。パイナップルジュースをいただきました。飲み物だけかと思ったらお菓子も出してもらえました。
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控室には、参列した家族が動物に向けてのメッセージを書くことができるノートが置いてあります。
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ゼリーにメッセージを書きました。
娘が、以前のノートを見たところ、なんと、2019年7月のこうそんの時のメッセージがちゃんと残っていました!
ちゃんと残っていて嬉しかったです。
ゼリーへのメッセージと並べて、写真に収めました。
お遺灰は、特に入れ物を希望しなければ、ビニールのバッグに入れてそれを紙製の筒に入れてくれるようなのですが、こうそんの時と同様、ちゃんと入れてもらうことにしました。
色々悩みましたが、最終的には気持ちよかったゼリーのお背中を思い出させる感触、そしてモッツァレラチーズのようなお尻を思い出させる陶器の入れ物にしました(フランス製・手作り?)
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下部分が開いていて、大きなコルクで栓をします。栓を開けてもらったところ、ゼリーのお遺灰がタップリ(変な言い方ですが)入っていました。
そして、お遺灰の一部だけは小さな入れ物に入れてもらうことにしました。ハート形になった木製の入れ物で、開けると片側には写真を入れられ、もう片側には小さなビンに入ったお遺灰を見ることができます。この入れ物は、ゼリーのベージュの顔を思い出させるもので、ひと目見て気に入ったものです。
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(台の上部中央のもの)
そして帰宅になりますが、その時には煙突から煙が上がっていました(ほかの子の火葬)。
煙はグレーなので曇り空でも見える。
でも、ゼリーの時は見えなかった。もしかしたらもう少し待つべきだったのかもしれませんが、こうそんの時はそれほど待たずして出てきた記憶があります。
モニターにゼリーの棺が映っていた時に、娘が「哲学の授業で、先生が『誰かを好きになるというのは、その人の魂を好きになることだ。だから、肉体が滅びても気持ちは残る』という話をしていた。私たちも、ゼリーの毛皮とかお顔とかも好きだったけれど、ゼリーの魂が好きだった。ゼリーの魂は今でも私たちと一緒にいるのだから、本当は悲しむ必要はないね」と言っていました。
本当にその通りです(が、呼吸困難を起こしかけたのでまだまだ未熟です)。
ゼリー、2020年9月27日に我が家に来てから、2023年7月1日に旅立つまでの2年10カ月間、楽しくて優しい時間をありがとう。
ずっとずっと忘れないよ。
ありがとう。