子供の頃は犬派でした。
猫はあんまり好きではありませんでした。
私の両親は結婚してから私が生まれるまでの数年間、
犬を飼っていました。
雑種だったと思いますが古い写真を見るかぎりでは、
当時にしては珍しいほど可愛がっていたようです。
(お家の中でテーブルの前で子供椅子に座って食事していた)
その後何頭かの犬を飼い、しばらくはペットのいない時期もあり、
初めて猫を飼ったのは高校に入った頃・・・。
その可愛らしさに心を奪われました。
今はこんな子がそばにいます。
いつも仕事から帰った後しばらくはチクチクタイム。
するとこんな風にそばに寄って来ます。
ゴハンやおやつのおねだりだったり、
そろそろ下へ降りて行こうよ、と催促。
日中は離れにいるので夕飯の支度に母屋へついて来ます。
広い母屋でのびのびしたいのかも・・・
お嫁に来るとき猫は実家に置いてきました。
別れは辛かったのですが猫は家につく、と言うので。
13年生きた猫は大雪の日に旅立ちました。
電話で母が「もうダメかも・・・」と言っていましたが
あまりの雪で見送りに行くことができませんでした。
そのせいかしばらくは実家に行くと「にゃ~」と
出迎えてくれそうな気がしました。
猫は犬のように手がかかりません。
いつの間にかいなくなって、いつの間にかまたそばにいる・・・
そんな空気のような存在が好きです。
なので今のこの生活はとっても幸せです。
「猫草」の種を蒔いて、やっと食べごろになりました。
でもにおんちゃんは雑草の方が好きみたい。
雑草をこんなふうに植木鉢に植えるのはちょっと難しい。